南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集14)

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  • 河出書房新社 (2015年4月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309728841

南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集14)の感想・レビュー・書評

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  • この文学全集シリーズは「いつかは読みたいな~、でもとっつきにくいな~」と思っていた古典的作品への最初のステップに親切な設計になっている。この巻も近代民俗学の大家4人のそれぞれの違いが分かりやすく表れており、学校で無理やり読まされた柳田國男しか知らなかった人間としては「なるほど~民俗学ってこういうことがしたかったのね」というのがおぼろげながら理解できてよかった。

  • 南方熊楠の論文は初めて読んだが、大変ロジカルであり、また先駆的な手法に基づいた内容であると感じた。さすが天才たる所以だと思う。
    「死者の書」は、飛鳥時代を舞台にしながら素晴らしいリアリティ。文学作品として非常に質が高いと思う。
    「土佐源氏」も同様。ノンフィクションとはとても思えない高度な短編小説として読めた。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、2階開架 請求記号:918//N77//14

  • 柳田國男
    根の国の話、根の国の意味は地底深くの死の世界を表しているのではない、富士の高嶺の根である。出発点とも中心点とも解すべきもの

    亡き人に逢える 常世の国と根の国
    とこよ 富と長寿 上利浦島の子

    とこよ 常夜経く国 闇かき昏す恐ろしい神の国
    死の国 常暗の恐怖の国

  • 日本民族学の大家の4人の作品集
    南方熊楠・柳田國男・折口信夫・宮本常一
    南方熊楠は、『神社合祀に関する意見』
    各地の神社が廃止されていくことに強い危機感を
    もって意見書として書いてあるもの。神社をはじめ
    日本における宗教的施設の役割や重要さ、もしくは
    それが亡くなってしまう場合の民族として失う
    ものを体系だてて整理して書かれてある。
    少し難解ではありますが、とても趣のある内容で
    あると思います。
    柳田國男は民族史や古代からの日本の成り立ちに
    ついての考え方や意見、考察がのべられている。
    『海上の道』『根の国の話』『何をきていたか』
    『酒ののみようの変遷』
    折口信夫は、『死者の書』貴族の生活と仏教感
    日本人がとらえる宗教感や死生観が美しく
    語られているのですが、少し難解。
    『我が子・我が母』『声澄む春』『神 やぶれたまふ』
    は鬼気迫った感じで戦争に対しての憎悪が語られている。
    宮本常一は、対馬や九州。日本各地の漁村・や寒村
    の老人から語られる話をもとに、日本の原風景
    や生活風景を克明に語られている内容。
    私が子どもだったころ、うっすらとそういうこと
    などがあったようなことを覚えていることが
    何点かありましたが、もうなくなってしまった
    日本の原風景・風俗・生活なのであろうと思います。

  • 熊楠「神社合祀に関する意見」、柳田「海上の道」、折口「死者の書」、宮本「生活の記録」など、卓越した知性と想像力で日本像を再構築した巨人たちの文業から、傑作29篇を精選収録。

  • 第5回配本、第14巻『南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一』2015年4月12日発売開始!

    民俗学は文学のすぐ隣にいる。ではそこまで文学の領域としてしまおう。実際の話、
    境界はないのだ。──池澤夏樹

    熊楠「神社合祀に関する意見」、柳田「海上の道」、折口「死者の書」、宮本「生活
    の記録」など、卓越した知性と想像力で日本像を再構築した巨人たちの文業から、
    傑作29篇を精選収録。

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