図説 錬金術 (ふくろうの本/世界の文化)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 63
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309761817

作品紹介・あらすじ

皇帝から科学者までを虜にし、さまざまな産業や文化発展の底力ともなった、錬金術の真実の姿とは?その歴史や理論、実践法などを最盛期である16・17世紀を中心に、歴史の謎を明らかにする。本邦初公開図版多数。

感想・レビュー・書評

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  • カラー写真が多くて、眺めるのが楽しい。資料として持っておくのに良いです。残念なのは、文章に魅力がないところ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「文章に魅力がないところ。 」
      あらら、、、そのうち図書館から纏めて借りようと思っていたのですが、、、トーンダウン(ふくろうの本「図説 フ...
      「文章に魅力がないところ。 」
      あらら、、、そのうち図書館から纏めて借りようと思っていたのですが、、、トーンダウン(ふくろうの本「図説 フリーメイソン」「図説 近代魔術」)
      2014/04/17
    • newrose33さん
      図版を眺めるだけで楽しめるかもしれませんよ。変な絵がいっぱいです。
      図版を眺めるだけで楽しめるかもしれませんよ。変な絵がいっぱいです。
      2014/04/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「変な絵がいっぱいです。」
      そては良い!
      「変な絵がいっぱいです。」
      そては良い!
      2014/04/23

  • 錬金術の歴史、思想について詳しい
    文章は学術より?で読みにくい
    図説とあるが、図による錬金術の説明ではなく、「錬金術に関する図」の説明

  • ふむ

  • 図説として、写真多め、カラーもそこそこ載っているので資料として見てると楽しい。
    希望はフルカラーだけど。

  • ヨーロッパにおける錬金術の歴史・思想を概説する書。神秘主義・科学などと関連しヨーロッパに様々な影響を与えてきた錬金術の実相を、多数の図版と共に紹介する。
    本書は、ヨーロッパにて発展してきた錬金術について解説した本である。構成としては第一章にて錬金術の最盛期たる16~17世紀の社会背景と理論の概要を、第二章では錬金術の歴史、第三章で具体的な理論と実践、第四章で後代への影響を紹介している。図版の豊富さで知られるふくろうの本シリーズとだけあって本書も貴重なカラー図版を数多く収録しており、象徴的な錬金術の世界を視覚的にも知ることの出来る一冊となっている。
    本書を読んで驚きであったのは、錬金術が実に多くの学問と結びついていたということである。錬金術と科学(化学)の連関については既に知っていたものの、実際にはそれ以外にも様々な分野と係わりを持っていた。特に錬金術が神秘主義を介して音楽と結びつけられていたという事実は初耳であった。
    また、錬金術自体の目的の変遷も興味深かった。錬金術の目的は「"金"を精"錬"する」の名の通り、元来的には貴金属の金の変成・生成にあった。しかし時代が下り錬金術の神秘主義化が進むにつれ、その目的は徐々に希薄になっていく。変成する対象が「金」から「人間」へと変化していく中、時に金変成が紛い物の錬金術として扱われることさえあったというのは面白く感じた。

  • マーケティング、サッカー監督の流儀、一般意志など、人間心理の話題が面白かったです!

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著者プロフィール

1947年生まれ。名古屋大学名誉教授。専攻は、近代ヨーロッパ文化史、西洋神秘思想史。著書に『フリーメイソン』『図説フリーメイソン』『図説錬金術』などがある。

「2013年 『図説 近代魔術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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