作品紹介・あらすじ
インド・チベット・日本の曼荼羅をはじめとする造形・表現から修法、寺院・霊場、人物・歴史まで、1500年の時空を超えた神秘の領域。
感想・レビュー・書評
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他の書籍と異なるのは、修行法や密教の霊場が紹介されており、面白かった。
また、チベット密教の紹介や、日本の密教との比較がされて面白かった。後期密教が日本に伝わっていたら、もっと性的でスピリチュアルな密教になっていたのかもしれない(日本人に受け入れられなかった可能性もあるが)
密教の歴史・概略が手軽に学部ことができる
著者プロフィール
一九五三年、神奈川県に生まれる。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学(チベット・日本密教)で、とくに修行における心身変容や図像表現を研究。著書に『マンダラとは何か』(NHK出版)、『密教』(ちくま学芸文庫)、『はじめての宗教学』『お化けと森の宗教学』『千と千尋のスピリチュアルな世界』『カラーリング・マンダラ』『お坊さんのための仏教入門』(以上、春秋社)、『空海と密教美術』(角川選書)ほか多数。
「2019年 『密教の聖なる呪文 諸尊 真言 印 種字』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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