図説 ケルトの歴史: 文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本/世界の歴史)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 95
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309762630

感想・レビュー・書評

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  • ケルトといえば小さな妖精のイメージがあったが、それは後に生まれたものだったということを知り、非常に腑に落ちた感じがした。というのも、ケルトには混沌としておどろおどろしいイメージも同時にあり、どこか異質なものを感じていたからだ。この相容れなさの原因を知りたいと思い読んでみたが、キリスト教におされ、存在感を失ったケルトの神々が小さな姿となって残ったと書かれており、なるほどと納得した。
    ケルトの渦巻を象徴とした世界観は、どこか既視感を感じる。日本の縄文やアイヌなどにも通ずる何か、があるのだろうか?
    この本ではケルトの歴史や美術などについて豊富な写真を見ながら全体を掴むことができたので、これからもっと深く調べてみようと思う。

  • N区図書館

  • 魔術、マジックの世界。ケルト人は狩猟民族?農耕民族?

  • ケルト神話の詳細は記載されていなかったが、概要、文化の把握ができた

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    本書は図や写真が多くカラーのページが多いので非常に楽しく読むことができる。ケルト神話に関しては以前に読んだことがあるので少しは知識があったが本書に書かれている内容は神話を生み出す土壌となったケルトの歴史、文化が解説されている。

  • 祝新装版!、、、何か新しくなったり付け加わったりしたのかな?

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    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309762630/

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著者プロフィール

多摩美術大学教授・同芸術人類学研究所所長。専門はケルト芸術文化とユーロ=アジア装飾デザイン史研究。早稲田大学大学院修了。アイルランド・ダブリン大学留学。処女作『ケルト/装飾的思考』でケルト文化・芸術理解の火付け役に。著書に『装飾する魂』『ジョイスとケルト世界』『図説 ケルトの歴史』『京都異国遺産』『阿修羅のジュエリー』『すぐわかるヨーロッパの装飾文様』など多数。映画『地球交響曲第一番』でアイルランドの歌姫エンヤと共演。火曜日生まれ。

「2019年 『鶴岡真弓対談集 ケルトの魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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