アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309909974

感想・レビュー・書評

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  • 日本人でありながらアメリカのプリズンに長く投獄された男の自叙伝。
    文面は著者KEIが語りかけるようなもので非常に読みやすかった。
    その反面構成にダイナミズムはなかったが、それがドキュメンタリー映画のようによかったのかも。
    内容は本当に映画のような内容。
    チカーノカルチャーは音楽、ファッション、ローライダーと日本に浸透してるが、その根本を垣間見えた気がした。
    日本になくなった任侠の世界がチカーノの世界には残るのか。
    すごく気になったなー。ほんと1日で読み切った。

  • KEIさんの「自分は」と淡々と語るところが好き。
    悪事の果てにアメリカの刑務所にぶち込まれた日本人の半生記。
    ロスの三浦容疑者自殺の理由については一家言ある。

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著者プロフィール

1961年東京生まれ。暴走族を経てヤクザの道へと進む。20代で大成功を収めるも、ハワイでFBIの囮捜査にはめられる。ロサンゼルス、サンフランシスコ、オレゴンなどの刑務所にて10年以上服役。出所後はアパレルブランドを立ち上げ、日本のチカーノ・ブームを牽引。米刑務所内での経験や勉強を生かし、ボランティア団体『グッド・ファミリー』を設立。書籍、漫画、映画、TV、ラジオ、youtubeなど各メディアにて活躍中。

「2022年 『チカーノ先生の生きるヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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