さっと帰って仕事もできる! 残業ゼロの公務員はここが違う!

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313150829

作品紹介・あらすじ

残業漬けの毎日をリセットしよう!定時で仕事を確実に完了させるための仕事の仕方、人間関係作り、発想法を紹介!

感想・レビュー・書評

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  • 残業ゼロをいかに達成するかのヒントが詰まった作品。
    無理ゲーだろと思ったけど、読んでみたら意外にヒントが詰まっている。

  • 国家公務員から生駒市副市長(現在、市長)に転身した著者が、若手公務員向けに残業を減らすためのノウハウを、具体的事例に基づいて解説。
    全てのテーマが、「残業する人は〇〇〇、残業ゼロの人は×××」という形で対比型で紹介され、わかりやすい。一部、これはどうかなと思うものもあったが、実践的な内容が多いと感じた。
    特に、「残業する人は「正確性重視」にこだわり、残業ゼロの人は「スピード重視」で行く」、「残業する人は議事「録」にこだわり、残業ゼロの日地は議事「要旨」を上手く活用する」、「残業する人は自作にこだわり時間を浪費し、残業ゼロの人は上司や先進事例の「TTP]から始める」、「残業する人は自分がやると仕事を全部抱え込み、残業ゼロの人は周囲に上手に仕事を振る」、「残業させる職場は「残業削減の抽象的目標」でごまかすが、残業ゼロの職場は「残業時間目標を見える化」する」、「残業させる職場は「事後報告でOK]とするが、残業ゼロの職場は残業の事前相談・事前命令を徹底する」などがは重要な指摘であると感じた。

  • 実際の仕事で使いやすいhow-to本。
    まぁ、早く帰りたい人は仕事をちゃっちゃとこなして、周りを巻き込んであの人は早く帰る人と印象付けないとやっていけないよね。
    1人でできる仕事には勿論限りがあるから、色んな人に振ることもスキル。
    参考になる本。

  • いつも通りの内容。このての本を読むと特定の人の顔が思い浮かぶ。

  • 残業をなくすということは、より効率的な仕事ができるようになり、自分の時間も確保できるということ。そうなれるならば当然そうなりたい、そんな思いから手に取った本書の要点や心に留まったポイントをいくつかピックアップ。
    ・仕事後の予定を先に入れ、そこにあわせて仕事を終わらせる。
    ・午前中に仕事を終えるつもりでスタートダッシュする。そのためには前日の終わりに翌日のToDoリストの作成と、当日は少なくとも始業15分前には職場に入りスタートダッシュを切れるようにする。
    ・仕事の精度を一定ではなく、意識的に50%、80%、100%など調整して取り組む。どの仕事にどのくらいの制度と労力を費やすか、そのプランニングが大事。
    ・マニュアルの存在は時短や共有の要。また、その作成(改良)は若手職員の育成に適す。
    ・残業する人は自席で落ち着いてからと考え、残業ゼロの人は作業はなるべくその場で終わらせる。仕事の依頼があった場合でも、その場で方向性や内容の大枠を確認し、形を決めてしまう。
    ・全て自分で1から考えるのではなく、既存のフォーマットや先進事例をもとに仕上げ、その上で必要なアレンジを自身で加えていく。
    ・残業をしないという意識を持って仕事に臨むことは大事だが、例外として本当に勝負の時は時間をいとわず全力対応も必要。
    ・現在の仕事の出来が素晴らしいことと、効率化という意味での改善の必要性の有無は別問題。結果とコストのバランスを考えて仕事内容の精査を行う。
    ・全て自分でやるのではなく、適材適所に役割を振る協働がカギ。ただしただ頼むのではうまくはいかない。信頼関係が築かれた上での協働でないと意味はない。そのためのポイントとしては、あなたとなら一緒にやりたいと思わせる人柄、自身のその仕事にかける熱意や真剣さ、自身が汗をかき経験したことだから伝わる説得力、など。
    ・残業は事前相談、事前命令を基本とする。何となくの残業はしない、許さない。

  • すばらしい一冊でした。本気度が伺える一冊でした。

    仕事のできる人には仕事が集まるのが当然なのに
    そういう人は部門のボトルネックになりがちなので強制的に仕事を奪うべき!という発想は新しい!!
    でも、なかなかできんよねー

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著者プロフィール

奈良県生駒市長。
1997年環境庁(現環境省)入庁。NPO法人プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)創設メンバーで、元副代表理事。2011年8月、全国公募により生駒市副市長に就任。2015年4月、生駒市長に就任(現在1期目)。「自治体3.0」を提唱し、自らまちに飛び出して実践するとともに、これからの自治体のあり方や公務員の役割について、積極的に情報を発信している。著書に『さっと帰って仕事もできる!残業ゼロの公務員はここが違う!』(学陽書房)など。

「2021年 『地方公務員の新しいキャリアデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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