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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313160309
作品紹介・あらすじ
文化ホールがまちを文化的に変容させる核となるために、何が変わらなければならないか。その条件とは?文化ホールの現状と問題、運営する立場、利用する立場からの実験的とりくみや先進事例を紹介。
感想・レビュー・書評
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1991年というバブル期まっただなかの時期における文化ホールの状況をめぐる論文・事例集。現場における不便や文化ホールの建築・運営に関する市民活動と行政との軋轢の具体的報告はそれなりに興味深いが、「ハコモノ批判は適切でない。単に行政が活用の仕方を判っていないのだ(要約)」という主張は、事実であるとしても建設的な議論とは言えないのではないか。全般的に、学校建設が一段落し、好景気で税収好調という金余り時代を背景として、論理的な詰めの甘さが残る。
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