よくわかる犯罪社会学入門: 犯罪非行とはいったい何か?

  • 学陽書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313340084

作品紹介・あらすじ

犯罪社会学の第一歩は、「そもそも犯罪・非行とはなにか?」という問いからはじまる。社会学の視点から犯罪・非行を読み解く面白さを、わかりやすく紹介する入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 犯罪社会学の入門書。タイトル通り、よくわかる。
    「犯罪・非行」って何?という根本的な問いからスタートし、調査方法を紹介した上で歴史上主な犯罪社会学理論をわかりやすく解説してくれる。

    ▶キーワード
    犯罪・非行/マスメディア/刑事司法/質的調査/量的調査/犯罪学/社会解体論/文化葛藤論/分化的接触論/アノミー理論/非行サブカルチャー論/分化的機会構造論/中和・漂流/ラベリング論・社会構築論/ボンド理論/環境犯罪学

    メディア等を通してよく目にする犯罪報道だが、その実態はよくわかっていないことが多い。実際この本から学んだこと、新たに獲得した視点はかなり多い。ある意味「身近」で、まったく「身近ではない」とも言える犯罪・非行を考えるとき、この本は必ずいい入門書になる。
    全体が細かく18章に分けられていること、参考文献が豊富に挙げられていること、読みやすい文章、読みやすいコラム、わかりやすい解説。とにかく入門書としては最高。分野を問わず一読をおススメしたい本です。

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著者プロフィール

中央大学文学部教授

「2006年 『戦後日本女装・同性愛研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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