- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313652019
感想・レビュー・書評
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すっきりわかりやすく 著者の実践を交えて学級経営のコツが書かれています。
試してみようと思うものがいくつもありました。
見やすく、スラスラと読み進められます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とんでもなく、いい本です。
尊敬する土作彰先生のブログで紹介されていた本です。
読んでいると温かくて泣けてきます。
「教師は見本を見せる」
この本の主張はこの一点に尽きる気がしています。
例えば、忘れ物をする
その時、どうするか。
優しく貸してあげる。(叱るではない)
ゴミがあったり、散乱していたら、、教師がまず拾う。
授業準備は子どもが教室に戻ってくる前から行い、教師がまず出迎える。
どれも子どもの成長の機会がどうとか言って、
まず子どもにやらせようとしていた自分の行動が、価値観が疑いがかけられる
子どもが困っていたら、さっと、すっと、そっとフォローしてあげる。
そして話にうまく流れが作れないけれど
子どもと関わる考え方で大切なことが三つ
1.困った子ほど、1パーセントの良いところのみを誉めてあげる
2.愛情に飢えている子ほど、試しの行動期間が長い
3.プラスの拡大解釈をする。当たり前を誉める。(3秒先を誉める)
手段としては
・スピードを重視すれば学級崩壊は起こらず、自分に自信がつく
そして叱るときには叱るが、いつもはニコニコ、ユーモアで!
返事、挨拶、音読、計算
当たり前のことでも徹底すると、とてつない効果を出す活動が多い。
自分なりに試していきたい。
とりあえず、あいさつリレー、子どもと着替えのタイムを競う、忘れ物のストック、やたらと全員で返事、起立の練習、二人ずつ立たせて指名、自分から挨拶、自分から整理整頓、当たり前を誉める
などはやってみました。継続していきたいと思います。
こんなまとめではもったいないくらい素晴らしい本です。
この本との出会いにも感謝。 -
これは今読むとすごく納得できることが多い。
たぶん2回目とかなんだけど、たまたま見つけて読み直した。
それも10年ぶりぐらいに。
大切なポイントは変わっていないんだなということを確認した一日だった。 -
実践をひたすら積み重ね
孤高の位置にある小学校教諭
杉渕鐡良氏が
実践と教育に対する考え方を語った、貴重な著。
学ぼうとする教師であれば
若い方にも、ベテランにもおすすめします。 -
ブログでお薦めとあったので、購入。
小学校向けと思って、あまり役に立たないかもなぁ…と思っていたけど、全然!!
目からウロコの考え方ばかり。
中学校でも充分役に立つ。
繰り返し読んで、自分のものにしたい。
2017/4/30再読
小学校におけるhow toがたくさん載っていた。再読してよかった。
特に、スピードは今まで気になっていたところだった。
10マス計算は、もう少し授業が軌道に乗ってきたら、ぜひやりたい。 -
・子どもへの指導は常に全体→個→全体→個の繰り返し。
・掃除をしない子はどうしたら?教師が楽しそうに掃除をする。
・一人ひとりの記録を取る(全員を毎日ノートに→寝る前に頭の中で授業を再生)次の手が閃くようになる!
・まず教育書を100冊読め!
・集中しなさい!と叱るより、スピードを重視。テンポを作れば自然に集中するようになる。
・高学年女子にはレディとして接する。愛や思いが伝わると子どもは近づいてくれる。
・困った子ほど長所を見つめる
・自分の授業を録音して聴く
・当たり前を褒める。例)作文を書いたこと自体を褒める -
すぐに教室に取り入れたいワザがいっぱい。
ワザだけでなく、気持ちの持ち方も素敵。
図書館で借りられて、かなりラッキー!
たくさん読書メモに残しました。
他の本も読みたいな。