- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313652361
作品紹介・あらすじ
教師に必要な力、何をすべきかがわかる。
感想・レビュー・書評
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教師なりたての頃に読んで感銘を受けた本。今は教員を離れているが、この度、数年ぶりに学校の教員として働くことになったので、原典に返るという意味で再読。
教師としてどういう心構えでいたらいいのか、教育とは何か?ということを教員を目指す学生から教師になりたての先生に向けて書かれた本書。
教師自身が限界まで挑戦する体験(勉強でも遊びでも何でもいい)をつむこと、本を読むことということが私の心に引っかかった。
教師なりたての超若手の頃に読んだ時のような感動はなかったけれど、「あの頃に読んでおいて良かったな」と思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あなたはなぜ教師になりたいのですか。
何があなたを教師にしようとしているのですか。
恩送り。してもらったことをしてあげたい。
教師も常に学び続けるから、来年の自分はもっと優秀。
家族の影響・記憶。
共感と覚悟をもたせる本だった。 -
大学生の時に読んだ。
教員にはブラックと言われる労働環境を補うに余りあるやりがいがある。是非教員志望の学生に読んでほしい。 -
勉強はやってもやってもできない。
努力しても報われるとは限らない、という現実を突きつけるフレーズ。勉強でも言えることで、いくら勉強しても結果が出ない子はでてくる。方法が間違っているとか努力が足りないだとか言う前に、子どもの話を聞いて理解に努める。これは容易ではないんでしょう、、、。
教師や大人は大体のことが既にできるようになっているから、「分からない」という状態を忘れてしまうのも無理はないのかもしれない。 -
勉強とはエレベーターを逆向きに上がっていくように手応えを感じないものであって急にどかんとわかるようになる
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大学生に向けた講義を書籍にしているので、読みやすく分かりやすい。私に不足しているのは、勉強嫌いな子どもに「分かった」と思える仕掛けだ。もっと勉強をしてもっと良い授業をしたい。ありがとうございます。池田先生。
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来週の教育課程研に、池田先生が講師としていらっしゃると言うことで、購入。
すごく面白かった。
私が教師になる前に読みたかった。
短学活などで使えそうな、小ネタになりそうな話がたくさん載っていた。 -
教員に関する本の入門書のような本。文体も内容も非常に優しく書かれているので、教員を目指し始めた人、教育関連の本をあまり読んだことがないような人でも興味深く読めるのではないでしょうか。
どの本にも共通して言えることだと思いますが、本には書いた筆者の考えがたくさん詰まっています。教育関連の本を読んでいると、「言っていることは分かるし、勉強になる。けれどなんか好きになれないなあ」なんて感じることもしばしばあります。逆に「この人(筆者)の考え、なんか好きだなあ」と感じることもあります。この本の場合は私にとって後者でした。『教育は、かったるくて、めんどうくさくて、しんどいもの』。けれども、といったスタンスで子どもを、自分自身を、教育を見つめている。敢えてマイナスイメージの言葉も散らされています。
教師になるにあたって必要な最低限度の前知識(採用試験対策的意味でなく)と、筆者が提供してくれるエピソードには、色々と考えさせられるものがありました。教員になろうか迷っている、なんて人にもオススメです。 -
かなり好きな本