北の王国 下: 智将直江兼続 (人物文庫 ど 1-4)

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313750043

作品紹介・あらすじ

東西呼応して家康を撃つ。関ケ原合戦における石田三成との密謀の裏には、直江山城守兼続の大いなる賭けがあった。処世にあけくれる上方政権を見限り、東北に独自の「王国」を築こうとした名将兼続の壮大な構想とロマン…。新しい視点で描き出された時代小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説としては、かなり異質なのかもしれないが、直江兼続と上杉景勝の話しは、初めて読むので楽しめた。

  • 下巻です。
    文章にも慣れてきて、上巻よりは素直に読めました。
    土地へ愛着を持つ気持ちは共感できました。

    しかし、あまり面白くありませんでした。

  • 歴史上の人物の行動を現代の教訓とするのは悪くはないが、現代のものさしで歴史上の人物を解釈して読み込むのはいかがなものか。
    気の利いた教訓を与えるためにストーリーを展開するとどうしても強引さが出てしまい、説教くさい話なってしまう。 本書を読んでの感想。
    とはいえ、ストーリー自体は楽しめた。

  • 東西呼応して家康を撃つ。関ケ原合戦における石田三成との密謀の裏には、直江山城守兼続の大いなる賭けがあった。処世にあけくれる上方政権を見限り、東北に独自の「王国」を築こうとした名将兼続の壮大な構想とロマン…。新しい視点で描き出された時代小説の傑作。

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  • 関ヶ原の戦いは結構すっ飛ばしています。
    全編に渡ってドロドロした人間ドラマが描かれていますが、ラストシーンは清々しく読後もスッキリです。

  • 上巻から続き。
    やはり展開ひとつひとつにわくわくどきどき。二巻そろって、読みたい小説です。

  • 景勝様と直江さんがちょっとお馬鹿に見えるのは気のせい

  • (歴史小説)
    上巻は心理描写が多く、心の中でお実城様と会話するちょっと電波チックな兼続が面白かったがこれを後半でもやって欲しかった。
    後半、なんとなく嫌々書いていらっしゃるのかな、と思った。
    「もっと赤い腰巻きをチラチラさせろ」は名言だと思う。素敵です。

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著者プロフィール

歴史作家。東京都知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。退職後作家活動に専念。人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『上杉鷹山』『小説徳川吉宗』など著書は300冊を優に越える。

「2023年 『マジメと非マジメの間で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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