織田信長 炎の柱〈下巻〉 (人物文庫)

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著者 : 大佛次郎
  • 学陽書房 (2006年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313752146

織田信長 炎の柱〈下巻〉 (人物文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 作者あとがきに、「日本の武将の中では、織田信長が一番好きである」とありましたが、何となく納得。
    「鞍馬天狗」と「織田信長」、二人の間には一見何も共通点が無いように思われますが、「過去に囚わることなく、目の前の道をひたすらに突き進む」という点ではよく似ているなぁと感じました。
    (それ以外は全く対照的な二人ですが……)
    上記の二作と、更に他の作品を読んで思ったのですが、もしかすると大佛次郎氏は、何ものにも囚われない生き方というのに、一種の憧れを持っていたのでは?

    さて本作での織田信長ですが、常に自信に満ち溢れ、ひたすら我が道を突き進み、決して過去を顧みない、更に、生来の潔癖症な故に何もかもを消し去らないと気が済まないし、他者を踏み躙っても意に介さないという、実に強烈な人物として描かれています。
    でも、どこか切なく憎めない。
    それは、ある部分では無邪気だったり、一途だったり、或いは自分の末期をすっぱりと覚悟していたりと、そういった彼のいじらしさが垣間見えた所為かもしれません。
    そんな信長の周りには、彼によって苦渋を味わされた人々が居ます。
    本作はそういった人々の内面を中心に書かれているので、およそ痛快さはありません。
    更に、夫を死なせた徳姫の葛藤や、人妻に恋する信忠の話などに多くの頁が割かれている為、戦国モノの割には艶っぽい物語だったなぁという印象です。

  • 明智光秀の謀反で
    秩序だっていた日本がまた乱れた
    信長後半生の物語だ
    面白い
    BY G

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