岩崎弥太郎 (上) (人物文庫 む 3-34)

著者 :
  • 学陽書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313752443

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  • 岩崎弥太郎は、強烈な個性をもった、いわゆる新人類ではあるが、「竜馬がゆく」のように狭量・姑息な人物としては描かれていない。また、山内容堂は穏健な公武合体派、吉田東洋も進歩的な藩政改革者、一方、武市半平太をはじめとする尊攘派は手のつけられない過激派、という構図になっており、このように描かれると山内容堂や吉田東洋にシンパシーを感じるなあ。

  • あらすじ(裏表紙より)
    土佐の地下浪人の子に生まれた弥太郎は、安積艮斎、吉田東洋らに学ぶ一方、坂本竜馬、後藤象二郎ら時代の志士たちの中で眼を覚ます。江戸で幕府の衰運を見、長崎でグラバーはじめ各国の商人たちと出逢い新時代の息吹を知り、“商業をもって国を興す”ことを志す。土佐商会の中枢を担い、経済面で変革期の藩を支えた若き日の実業家の雄姿を描く。

  • 後半にはどうなるかとの、期待感をもって次に入ることが出来た。

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著者プロフィール

明治43年生まれ。第12回直木賞受賞。「佐々木小次郎」で流行作家になる。

「2008年 『次郎長三国志(上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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