本・子ども・大人

  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314000031

感想・レビュー・書評

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  • 刊行年からしても(原著は1932年刊)、もはや「古典」と言ってもいいのかもしれない。「世界中の子どもを可能性いっぱいの人間と見、かれらが本質を見ぬき、本を選択してきた事実を認め、その力にふさわしい本を与えよと主張する」、フランスの文学史家ポール・アザールの著。といっても、堅苦しく小難しいものではない。ここで語られる子どもの魂の、なんと魅力的なことだろう。子どもと大人を殊更に対比させたり、フランスおよびヨーロッパからの見方に偏っているきらいは否めないが、それでもここに挙げられている様々な「児童書」(これまた既に古典と言っていい)は、今も魅力的だ。

  • 手元にある本の奥付は、「1957年10月10日 第1刷発行」になってるんですけどね...

ポール・アザールの作品

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