日本人の葬儀

著者 :
  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314005791

作品紹介・あらすじ

知人の死を知らされて、葬儀に参列する。死者をあの世へ送る一連の儀式…この儀礼のひとつひとつに隠された意味とは何か。日本の各地で古来より、毎日のように執り行われてきた葬送の儀礼にも、近代化と都市化の波が押し寄せ、自由葬や散骨といった新しい葬儀方法、葬儀をとりしきる葬儀屋、墓の問題などが、取り沙汰されている。本書は、日本人の葬儀の歴史的変遷、日本各地に長く伝えられてきた葬送・墓制の実際とその意味を詳述することを通して、私たちの死生観や他界観、民俗的心性を明らかにしようとする。

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著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。民俗学(社会学博士)。『神々の原像』『柳田民俗学の継承と発展』(吉川弘文館)、『なぜ日本人は賽銭を投げるのか 民俗信仰を読み解く』(文藝春秋)、『日本人の縁起かつぎと厄払い』(青春出版社)など多数の著作がある。

「2022年 『民俗学がわかる事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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