赤ちゃんは顔をよむ―視覚と心の発達学

著者 :
  • 紀伊国屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314009386

作品紹介・あらすじ

いつからお母さんの顔がわかる?表情や性別はどう認識している?「ひとみしり」はどうしておこる?赤ちゃんの顔をかわいいと思うのはなぜ?ユニークな実験でここまでわかった、顔を見ることの発達メカニズム-そしてそのうらに隠された、したたかな生存戦略。

感想・レビュー・書評

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  • 多様な実験,論文の引用から自分の論を展開している。

    自分が気になる実験をさらに辿るための入門書として最適。

  • 生まれたばかりの赤ちゃんより、もっとも「かわいらしさ」を感じるのが1歳児であるというところが興味深い。動きが活発になり、ともすれば生意気と感じる行動ばかりするこの時期に、もっとも「かわいらしさ」を感じさせる丸々とした体型で、親の関心をひきつけ、子育てを継続させる・・・。
     感覚的でなく生物的な要素でメカニズムを紐解いていくところがおもしろかった。

  • 赤ちゃんが世界を認識する過程。

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著者プロフィール

中央大学文学部教授。1995年,お茶の水女子大学人間文化研究科単位取得退学。
主な著書:『自分の顔が好きですか?―「顔」の心理学』(岩波書店,2016),『発達障害の素顔―脳の発達と視覚形成からのアプローチ』(講談社,2016),『赤ちゃんの視覚と心の発達 補訂版』(共著,東京大学出版会,2019)ほか

「2019年 『心理学実験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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