変化する世界をとらえる 微分の考え、積分の見方 (大人のための数学 2)

著者 :
  • 紀伊國屋書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314010412

作品紹介・あらすじ

変化の細部にこだわり瞬間・瞬間の変化をとらえる微分。変化を遠くから眺め変化の全体像をつかもうとする積分。微積分によって人類は、「変化し流転する万物」を視る眼を手に入れたのだ。微積分の真のおもしろさに迫るとともに、「変化するものはすべて関数へ」という数学の大きな思想を形成していく革命の様子を眺望する。また、球の体積と表面積の公式、円の面積と円周の公式が微積分を使って導かれることも明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルの通り微分中心。三角関数や指数関数の微分についてそれなりに深いところまで触れておりなかなか難しかった。ある程度知っている人向けなのか説明はあっさりしていて、もう少し詳しく解説してほしいというところがいくつかあった。また、シリーズのうちの1冊でということもあり前著の内容を前提としていたり、後の巻に説明を委ねたりしているところがそれなりにあった。全く説明がないわけではないが、ちょっと不親切に感じた。

  • 微積分の真の面白さに迫るとともに,
    「変化するものはすべて関数へ」という
    数学の大きな思想を形成していく
    革命の様子を眺望する1冊です。
    夏休み,数学の世界に浸ってみませんか?

  • 微積分がわかりやすい本というリクエストで父が貸してくれました。わかりやすいけど頭が追いつきません!

  • [ 内容 ]
    変化の細部にこだわり瞬間・瞬間の変化をとらえる微分。
    変化を遠くから眺め変化の全体像をつかもうとする積分。
    微積分によって人類は、「変化し流転する万物」を視る眼を手に入れたのだ。
    微積分の真のおもしろさに迫るとともに、「変化するものはすべて関数へ」という数学の大きな思想を形成していく革命の様子を眺望する。
    また、球の体積と表面積の公式、円の面積と円周の公式が微積分を使って導かれることも明らかにする。

    [ 目次 ]
    1章 微積分へのプレリュード
    2章 微分法の展開
    3章 三角関数、指数関数、対数関数
    4章 微分のひろがり
    5章 面積と定積分
    6章 微分と積分

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著者プロフィール

1930年,新潟市生まれ。東京大学大学院数学系修士課程修了。東京工業大学名誉教授。著書に『無限のなかの数学』,『数の大航海』,『現代数学への招待』,『数学30講シリーズ』(全10巻),『数学が生まれる物語』(全6巻),『大人のための数学』(全7巻)など多数。

「2022年 『数学史入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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