【著者】エイドリアン・ベジャン
1948年ルーマニア生まれ。デューク大学 J. A. Jones 特別教授。欧州アカデミー会員。30冊以上の書籍と650以上の論文を発表しており、スタンフォード大学のジョン・イオアニディスが作成した引用インパクトデータベースにおいて、最も引用されインパクトのある世界の科学者の上位0.01%(工学部門では世界トップ10)にランクされたことが2019年の PLoS Biologyで発表されている。1999年にマックス・ヤコブ賞、2006年にルイコフメダルなど、受賞歴多数。11か国の大学から18の名誉博士号を授与されている。熱力学での業績と、科学と社会システムにおける自然のデザインと進化についてのコンストラクタル法則の提唱を認められ、2018年には米国版ノーベル賞とも言われるベンジャミン・フランクリン・メダルを、2019年にフンボルト賞を受賞。邦訳に『流れとかたち』『流れといのち』(いずれも柴田裕之訳、木村繁男解説、紀伊國屋書店)がある。
「2022年 『自由と進化――コンストラクタル法則による自然・社会・科学の階層制』 で使われていた紹介文から引用しています。」