セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか

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制作 : 高橋 洋 
  • 紀伊國屋書店 (2017年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314011471

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セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるかの感想・レビュー・書評

  • 生態系がどのように自律的に調節されているかを明らかにした本.

    前半では,体の調節のメカニズムを取り上げて,病気が体の調節がうまくいかなかったことから生じること,病気を治すにはその調整のメカニズムに働きかければよいということが説明されています.

    後半では,こうした調節のメカニズムは,実は生態系にも見られることをアメリカのイエローストーン国立公園や,タンザニアのセレンゲティ国立公園を例に示していきます.タイトルは,自律的な調節のルールに,このセレンゲティ国立公園の名前をつけているんですね.

    調節のメカニズムを,誰がどのように明らかにしたのかというエピソードをもとに説明していくので,小説のようで読み応えがあります.

    最後はモザンビークのゴンゴローザ国立公園の再生のエピソードで終わりますが,生態系の自律的な調節を維持する責任が人間にあることを痛感させれられます.

    イエローストーンにオオカミを導入するエピソードも出てきますが,この本の文脈で考えると,日本にもニホンジカ対策にオオカミを導入するというのもあり,だと思いました.

  • 請求記号 468/C 22

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セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるかの作品紹介

分子から人間、ヌーの群れから生態系まで――すべては調節されている。

「生体を維持するべく体内で様々な種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールが存在するのと同様に、一定の区域における動植物の種や個体数を調節するルールがある」

本書で著者は、生命の《恒常性(ホメオスタシス)》という概念を提唱したウォルター・キャノンや、《食物連鎖》の仕組みを示して《生態学(エコロジー)》の礎を築いたチャールズ・エルトン、分子レベルの調節の原理を解き明かしたジャック・モノーほか、生物学・医学における数々の偉大な発見に至った過程を活写。生体内における分子レベルの《調節》と生態系レベルで動物の個体数が《調節》される様相とのあいだに見出した共通の法則と、蝕まれた生態系の回復に成功した実例を、卓越したストーリーテラーの才を発揮していきいきと綴っている。

E. O. ウィルソン、ニール・シュービン、シッダールタ・ムカジーら絶賛!

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