これから論文を書く若者のために

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320005648

作品紹介・あらすじ

本書では、イントロダクション・材料と方法・結果・考察などの各章で何を書くべきなのか、また、良い論文を書くためのコツを紹介している。これに加え、わかりやすい論文の書き方や、面白い論文とはどういうものなのかも解説している。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館からの除籍済み図書として頂いてきた本だが、この手の指南本としては大変面白かった。
    ウチの若手に読ませると学会の抄録作りにも役立ちそう。著者がベガルタ仙台の熱狂的サポーターらしく、ベガルタ仙台の成績と牛タン定食の摂取量をテーマにした論文(もちろん架空のものですが)を例えにしてるのが楽しい。
    ただ、そうは言っても小説などよりテンション上がらず、1週間くらいかかってしまった…。
    娯楽に専門書は読みたくないが、いつかどこかで読まないとたまるんだもん…。

  • 論文執筆を本格的に始める人が手にするのにぴったり。
    ちょっと笑える平易な文章ですが、ポイントはびしっと抑えてある、と感じました。

  • 現役の研究者、大学院生など研究を始めた人に薦めたい本です。

    個人的には、査読制の学術雑誌に投稿する人にとって、サッカーに例えているという点で、分かりわすく説明しているし、参考になると思う。

    重要な個所をまとめたメモのアドレスは次の通りです。
    『これから論文を書く若者のために』(第1部 論文を書く前に)(ライティング・メモ);http://writing.office-higuchi.com/archives/5919773.html
    『これから論文を書く若者のために』(第2部 論文書きの歌)(ライティング・メモ);http://writing.office-higuchi.com/archives/6000304.html

  • かなり勉強させてもらった。
    分野や人によっては異論のある部分もあるかもしれないが、
    基本的に正論で、間違ったことは言ってないと思う。

  • 論文を書き始めるにあたって、読んでおかなくてはならない必読本!!

  • 理系大学生必読.ベガルタ仙台の戦績が気になるようになる.

  • 0円購入2005-03-10

  • 請求記号: 816.5||S
    資料ID: 10202666
    配架場所: 工大一般図書

  • 理系学術雑誌に論文を載っけたい人のためのマニュアル。
    <p>丁寧、具体的、簡潔で十分な例示まではいいが、更に、必要なステップは替え歌にしてくれてあったり、例がサッカーの話題ばかりで、表紙までサッカーというのは、なんだかなぁという気分になる。

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著者プロフィール

東北大学大学院生命科学研究科助教授。
理学博士。
1960年 熊本県生まれ。
1989年 東京大学大学院理学研究科植物学専門課程博士課程終了。
日本学術振興会特別研究員。農林水産庄草地試験場研究員を経て現職。
専門 進化生態学

主著
『これから論文を書く若者のために』(共立出版、2002)、『生き物の進化ゲーム―進化生態学最前線:生物の不思議を解く』(共著、共立出版、1999)、『数理生態学』(分担執筆、共立出版、1997)、『多様性の生物学3 植物の種』(分担執筆、東京大学出版会、2000)、『水生生物の卵サイズ―生活史変異・種分化の生物学』(分担執筆、海遊舎、2001)

「2002年 『植物のかたち その適応的意義を探る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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