ライト、ついてますか―問題発見の人間学
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みんなの感想・レビュー・書評
ずいぶん昔に読んだのだが、思うところあって再読。以前に読んだ時にはピンと来なかった話が、今ならよく分かる。 "学校では問題を解くことを教わる。だが問題は、解くより発見する方がずっとむずかしく、ずっと面白い。実人生で本当にものをいうのはそこなのだ。" --- 訳者前口上より 私は、いろんな職場、業種を経験してきた経験からだと思うが、どちらかと言えば問題発見が得意な方... 続きを読む »
問題解決ならぬ問題発見について書かれた本。解決の方法より、そもそも解決しようとしている問題が正しいかどうかの方がずっと重要なのかもしれない。タイトルの意味も読めば分かる。内容が抽象的な上にユーモラスな文体もあって少し読みにくいのが難点。SEやコンサルの人には面白い本な気がする。
訳読みづらい。原文で読んだ方が分かりやすいかも。
『「運命」とは、「自然」の別名であって、何もやらないことに対する世界一ポピュラーないいわけ』
問題って何だ、誰の、どこから発生したものか、そんなの考えたことなかった。
とりあえず、新鮮。
「はっ」っとさせられる指摘が多数ありました。ただ、寓話的な記述ゆえに、一読だけでは真意を把握しきれなかった箇所も数ヶ所アリ。自身の問題意識のレベルが理解度を限定しそうな本です。だからこそ、時間を置いて、再読したいです。
問題の定義の重要性を説く。確かに周りを見てみても、問題は何なのかを意識せずにひたすら頭を悩ましている人は多い。それって本当に必要なのか?それってもう少し上のレベルで解くべき問題ではないか?って自分で意識して仕事をしていたい。
以下、内容抜粋。
・答えを探す前に、問題は何なのかをしっかりと定義すること
・学校の勉強では先生が問題を与えてくれる。答えもスピード感を持って出すことが望まれる。しかし、その問題は、本当に解く必要があるものなのか?その問題を解くのを誰が望むのか?
問題をそもそも解くべきから考えてみようという、問題解決者の心理に焦点を当てた本。ユーモア満載で面白い。問題自体のひねくりまわし方が中心。
そもそも問題はなんなのか、を把握することは案外むずかしい。パソコンが動かない、調べてみたらコードがコンセントから抜けていた、という失敗はよくある。ワインバーグは早い時期からソフトウェアの人間側の問題について考察していた。
第1部 何が問題か?
・問題は何なのか?
・問題を抱えているのは誰か?
・キミの問題の本質は何か?
・「何がまずいか」をどう決めるか?
・まずいのは何か?
・そのために、何ができるか?
・問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違だ
・幻の問題は本物の問題
第2部 問題は何なのか?
第3部 問題は本当のところ何か?
・すべての解答は次の問題の出所
・結論に飛びつくな、だが第一印象を無視するな
・新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す
第4部 それは誰の問題か?
第5部 それはどこからきたか?
第6部 われわれはそれをほんとうに解きたいか?
SE、コンサル向けの本です。
書店ではほとんど見かけませんが、AMAZONでの評価はかなりいいです。
翻訳がわかりづらいのが残念。
訳がぎこちないが、ヒントになることはたくさん書いてある。
問題をどう定義するかはすごく大事だ。根本的なことを見失ってしまっているケースは思っている以上にあるのではなかろうか。
この言葉が印象的だ。
「正しい問題定義が得られたという確信は持てない。
だがその確信を得ようとする努力は辞めてはいけない」
また問題は誰にとって問題なのか?それによって解決策も変わってくる。その視点が重要。
自分の問題定義を外国人や盲人や子供について試す。また自分が外国字や盲人になりきってみる。
新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す。だがこうした認識の感度を高めておくことは日々生活する上で非常に有用である。
この本から学べることは、「ゼロベースで思考すること」。目先の問題(と思えてしまう現象)に囚われてしまうと本質的な解決に至らず、苦労が報われなくなってしまう。もちろん簡単にできることではないのだが、意識を持っておくだけでも日々の業務に対する姿勢が変わるだろう。

問題は何なのか?





