合議の知を求めて: グループの意思決定 (認知科学モノグラフ 3)

著者 :
制作 : 日本認知科学会 
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320028531

作品紹介・あらすじ

集団意思決定に関する思考実験として「無私で有能な独裁者」という架空の存在を考えた場合、実際のグループの意思決定がどう評価できるか論考。

感想・レビュー・書評

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  • また読み直すときが来ると思う

  • 2835円購入2010-08-02

  • いろんな所で行われる会議をいかに効率よく、また自分にとって有利に進めていくのか、またそもそも何を会議という場で議論すべきなのか、そんなことが研究の成果として書かれている。今後の会議をどのように計画し、良い議論の場、自分にとって都合のいい場にしていくための参考になる。また、ブレーンストーミングが有用に働いていない可能性に関する実験と考察は面白い。アイデアを出すときの方法として、ブレーンストーミングを採用するときにはこの書籍の内容をよく思い出したい。

  • 三人寄れば文殊の知恵というのは幻想である。良い独裁者の決定は話し合いによる合意に勝る。会議が多いと嘆く向きには、一読の価値がある。

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著者プロフィール

北海道大学教授

「2010年 『複雑さに挑む社会心理学 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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