スピン流とトポロジカル絶縁体 ―量子物性とスピントロニクスの発展― (基本法則から読み解く物理学最前線 1)
- 共立出版 (2014年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320035218
作品紹介・あらすじ
スピントロニクスは人気のある分野であるが,いままで学部学生をも対象とした入門書は少なかった。
本書は学部3年程度で習う基礎物理のみを仮定したスピントロニクスの入門書である。
また,スピントロニクス分野は,実験物理と理論物理の密接な相互作用が研究を大きく推進させてきた。
本書の特徴は,実験研究者と理論研究者の共著により,最新の実験成果から美しい理論体系に至るまで網羅している点である。
感想・レビュー・書評
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【電子ブックへのリンク先】
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学外からのアクセス方法は
https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#mel
を参照してください。 -
物質中の電子と磁性の起源である電子スピンについて理解し、これらを効果的に結び付ける学問領域が「スピントロニクス」だ。原題情報化社会を支えるハードディスクは、この領域が生み出した技術力の結晶である。素子応用のみならず、バンドの微分幾何学的構造など、純粋な数学的概念も表出させることから、スピントロニクスは理工学の世界に強烈な影響力を示し続けている。本著は、この領域において実験と理論の観点からそれぞれ第一線で活躍するビッグネーム二人の共著であり、基礎から最先端の研究まで幅広く学ぶには最適の一冊だ。(システム創成学科)
配架場所:工2号館図書室, 工6号館図書室
請求記号:420:Ki17:1, S2:K10:1
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003180753&opkey=B147995534127947&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0