脳とこころ―神経心理学的視点から (ブレインサイエンス・シリーズ 24)

制作 : 田邉敬貴 
  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320054011

作品紹介・あらすじ

筆者らが専門としている神経心理学は高次精神活動を脳の構造との関連において研究する分野であり、まさに「脳とこころ」の相関を研究対象としている。一方「脳とこころ」という命題は最近、認知心理学、神経科学あるいは哲学などさまざまな分野から取り上げられている。本書は、真っ向からこの命題を取り上げるのではなく、日本の神経心理学会の立ち上げやそこでトピックとなったいくつかのテーマ、神経心理学と認知科学や認知心理学との関係、あるいは個の問題などについての、神経心理学を専門とする精神神経科医と神経内科医との対談を通して、読者に「脳とこころ」の相関について考える機会を提供できればと願って企画された。座談会に続いて、対談の中で取り上げられたいくつかのテーマに関連する、すでに発表済みの各自の著述を独立した章として載せた。

著者プロフィール

1942年、東京生まれ。東京女子医科大学名誉教授。メディカルクリニック柿の木坂院長。専門は神経内科学。著書・編書に『脳とことば』(共立出版)、『パリ医学散歩』(岩波書店)、『神経症候学を学ぶ人のために』(医学書院)、『見る脳・描く脳』(東京大学出版会)、『脳と音楽』(メディカルレビュー社)、『神経内科医の文学診断』(白水社)、『鼻の先から尻尾まで 神経内科医の生物学』(中山書店)、『臨床医が語る 認知症と生きるということ』(日本評論社)ほか多数。

「2015年 『続 神経内科医の文学診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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