複雑系マーケティング入門: マルチエージェント・シミュレーションによるマーケティング
- 共立出版 (2005年2月25日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320096318
作品紹介・あらすじ
近年、社会シミュレーションという観点からさまざまな分野において注目を集めているマルチエージェント・シミュレーションという新しい手法を用いて、マーケティングの基本概念である「マーケティングの4P」をモデル化しながら、マーケティングの基本原理について深く学習する。
感想・レビュー・書評
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MASが社会科学分野でも十分通用することが分かった。本来の使い方かどうかは何とも言えないところもあるが、応用の幅は広い。
また、参考文献・Web等のリストが充実しているのも大変助かる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初心者向けにモデリングの本としては良い。エージェントの深堀の仕方については面白いが、エージェントの指標の考え方に工夫が必要だ。また、複雑系特有の創発が全く見られていないので面白みがなくなってしまう。モデルの情報もある。実戦向きというよりは研究者の理論を裏付けるためのシミュレーションとも取られかねない内容ではある。
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