思考ツールとしての数学

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320110304

感想・レビュー・書評

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  • 高校数学をうろ覚え程度に記憶している人が、これらの数学を現実場面に適用して考える基礎トレーニングになる本です。現実に当てはめてイメージさせた上で数学的定義や証明を持ってくるので非常にわかりやすいです。これを基にすれば社会科学における数理も理解しやすいことでしょう。非常にオススメです。
     他方で、高校数学の記憶痕跡がない人や習ったことがない人はこれより先に高校数学を一から勉強した方がいいです。あくまで、高校と大学をつなぐためのテキストです。入学前教育にいいかもなあ。

著者プロフィール

●著者
川添 充(かわぞえ みつる)

1968年 愛知県生まれ。
1991年 京都大学理学部卒業。
1996年 京都大学大学院理学研究科博士課程修了。
博士(理学)。
現在,大阪府立大学高等教育推進機構および大学院理学系研究科教授。
専門は代数幾何学,暗号理論,数学教育。
著書は『思考ツールとしての数学』(共立出版,共著),『新しい数学教育の理論と実践』(ミネルヴァ書房,共著),
『理工系新課程線形代数』『理工系新課程線形代数演習』(以上,培風館,共著)など。

「2021年 『暗号から学ぶ代数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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