脳のなかに数学を見る (連携する数学 1)

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制作 : 北海道大学数学連携研究センター 
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320110502

作品紹介・あらすじ

本書はよく見られる脳の数理モデルに関するものではなく,脳の中に数学そのものを見出すという視点で書かれている。
 文体もできるだけ平易に,また随所に脳のダイナミクスの意味を解明するために必要な数学が何であるかを明記している。
 また,研究者に関するエピソード,個人的経験,裏話なども適宜盛り込むことで,「楽しんで」読めるように工夫した。数学と諸科学の連携の書という位置づけである。

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 410/H 82

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著者プロフィール

岡山県生まれ。大阪大学卒業、京都大学大学院博士課程修了。理学博士(京都大学)。九州工業大学助教授(情報工学)、北海道大学教授(数学)などを経て、現在、中部大学創発学術院教授・副院長、AI数理データサイエンスセンター長。北海道大学名誉教授。複雑系科学研究の先駆者のひとり。カオス力学系をベースに、脳神経系のさまざまなダイナミクスの情報構造の解明に従事している。神経回路網のダイナミクスに関する研究により、日本神経回路学会学術賞、HFSP Program Awardなどを受賞。また、応用数学への貢献により、4年に一度の応用数理国際会議ICIAMにおいて総合講演に選出されるなどしている。著書に『心はすべて数学である』(文藝春秋)など。クロスカントリースキーが趣味。

「2021年 『数学とはどんな学問か? 数学嫌いのための数学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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