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  • Amazon.co.jp ・本 (784ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320113169

作品紹介・あらすじ

近年,国内でも盛んになってきているベイズアプローチを用いた分析の入門書。
 ベイズアプローチによる分析は,これまで帰無仮説有意性検定が中心であった領域においても,徐々に利用されつつある。またビジネスの現場においてもデータによる意思決定を行うためにベイズアプローチを採用する事例を耳にする。本書は,そのようなベイズアプローチを用いた分析の入門書である「Doing Bayesian Data Analysis, Second Edition: A Tutorial with R, JAGS, and Stan」の翻訳書である。
 本書は三部構成からなる。第Ⅰ部では,基本としてベイズ推論やモデル・確率の基礎的な考え方と,以降実際に利用するRプログラミングについて解説する。第Ⅱ部では,2値データを用いて,近年におけるベイジアンデータ分析の重要な要素を説明する。特に,マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)や階層モデルなどについて,直観的に理解できるよう詳細に説明する。また帰無仮説有意性検定との対比においても,明確にその課題を指摘した上でベイズアプローチのメリットを説明している。そして第Ⅲ部では,一般化線形モデルをスタートに,実際のデータにベイズアプローチを適用する実践編である。
 また,このように分析した結果について,論文などで報告するときについても言及しており,理論と実践のどちらかに偏ることなく,この一冊で導入から実践,報告まで網羅している。そして,より高度な分析へとステップアップしていく際にも,本書を通読していればスムーズに理解できるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • 圧倒的な分量なので,チマチマ読むことになりますが,とにかく訳がヒドい。

    第1章はベイズ統計の直接的な内容ではないですが,この章の訳者が「監訳者」でもあることが信じられないくらいで,直訳すらできていないところがある。むしろ本丸の内容ではなくて,第1章の担当者で良かったのかもしれない。「Eメールが…付属的,…」って…。原著では「your email ... has attachments」だから「あなたのEメールにファイルが添付されている」ということ。つくづく第1章の担当で良かった(ただ,この訳者が他の章の監訳ができるはずがないので,まだ誤訳が続く可能性は高い)。

    第2章の翻訳は申し分ない。

  • 学生購入希望で購入した図書(平成29年度)
    【所在】3F開架
    【請求記号】417||KR

    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=181646

    これまでに学生購入希望で購入した図書の一覧は
    http://www.lib.tut.ac.jp/irai/kibo.html#konyu_kibolist
    こちらで確認できます 

  • 請求記号 417/Kr 9

  • 東2法経図・開架 417A/Kr9b//K

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