- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320122406
作品紹介・あらすじ
eラーニングからブレンディッドラーニングへ移行しつつある現在、日本における研究成果を取り入れた初めての解説書である。eラーニングとブレンディッドラーニングの本質を理解しやすいように、図表が多用されている。情報通信技術の発展、学習の種類と評価方法、eラーニング、ブレンディッドラーニング、インストラクショナルデザインなどの解説と、いろいろな校種や形態別のブレンド型授業の事例を紹介している。各章末には演習問題も設けられているので、教科書としての使用にも適している。
感想・レビュー・書評
-
少しタイトルから直感的に受けるイメージと内容が異なっていたが、e-learning全体を大変分かり易く網羅的に扱っている。
一つの章も非常にコンパクトに、かつ必要十分にまとめられている。
あまり高度な研究というよりは、現実的なところも大変参考になる。
参考文献が豊富なのと、練習問題という形でまとめと振り返りができるところも非常に好感を持てる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
e-Learningと、集合研修や協働学習などとのコラボレーションが、より効果的な教育になるという、ブレンディッドラーニングについて、体系的に記述してある。
教育機関での検討が主だったので、企業内での人材育成の考え方として、ブレンディッドラーニングを検討したかった私としては、少しターゲットが合わず残念でした。それでも大枠をつかんで自分なりに検討する課題が見つかって、参考になりました。 -
ブレンド型だけでなく,eラーニングやインストラクショナルデザインを含めた包括的な本.
後半は,小学校から大学,企業内研修までの実践事例を紹介している.
・あらかじめ答えが分かっているdisplay活動:結果が重要→eラーニングに向く
・あらかじめ答えが分からないreferential活動:プロセスが重要→対面授業が向く
この2つを適宜組み合わせる. -
CAI (Computer Assisted Instruction) →マルチメディア教育→CBT→WBTと呼び方は変遷してきたが、教育に変わりはない。