定年楽園

著者 :
  • きんざい
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本棚登録 : 94
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784322125726

作品紹介・あらすじ

貯蓄や投資では老後の"難民化"は救えない!「定年後」を楽園にするためのストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 適度な資産があり、そこそこ健康で、好きな事をして楽しく働くシニア起業を考えている人向けの内容。
    定年後の再雇用や転職には問題が多いことも事実であるが、自分は起業には向いていない人であることを再認識した。
    年金受給を25年間(60〜85歳?)で計算しているが、こらから定年を迎える人たちは60〜65歳までの無年金期間5年の生活(資金ぐり)が悩みの種か。

  • 少し前(平成26年発行) の本ではあるが最近までの著者の活躍もあってか内容は廃れていない印象。
    著者自身が定年まで野村證券で勤務をし、かつ自身を早々に出世レースからは脱落した人間と評しており、多くのサラリーマンの境遇に近い目線で書かれている安心感がある。多少「ゆるゆる」としながらも、貯蓄がなくても望む生活水準次第で「なんとかなる」という論調も、「これだけは大切!」なのは”人柄”というメッセージも、大いに参考になり、納得もいく。

  • 定年後の生き方に関して著者の経験から一般論と多少異なる視点で述べられており共感できる部分が多かったです。

  • 元野村證券のファイナンシャル・プランナー大江英樹さんが書かれた「定年」後の生き方についての本です。大江さんは「起業」されたのですが、再雇用、転職と3つの進み方のそれぞれについて極めて公平な視点で解説されています。また、第4の「何もしない」ことについて書かれているのも大変参考になりました。もちろんFPとしてお金のことにも触れてあり、「定年」後について考えるための良い視点を与えていただきました。

  • ◆65歳までの雇用が義務化されたなかで、どう働くか?起業も一つの選択肢です。
    ◆定年後の生活で最も大切なものは“居場所づくり"です。
    ◆健康、お金、孤独、いわゆる老後の三大不安をなくすためのヒントがここにあります。
    ◆「何でも自分でやること」が仕事も趣味も楽しむためのポイントです。
    ◆年金だけでは生活できない?そんなことはありません。
    内容)貯蓄や投資では老後の“難民化”は救えない!「定年後」を楽園にするためのストーリー。

  • 2018.12.28 横浜で読書会で紹介を受ける。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/yokohama_reading_club.html

  • 人生

  • それほどでも

  • 老後の漠然とした不安について具体的な問題と現実的な対処プランを示している。
    お金については資金計画は必要だが、意外と何とかなりそう。
    健康に関しては食と運動をケアするほかにできることはない。
    孤独にならないよう、自分の居場所を確保するためには、それなりの準備や覚悟が必要で、個人起業という仕事・活動の選択肢が魅力的に感じられた。
    17-107

  • 定年楽園というので、定年後はバラ色の生活が待っているというような話かと思ったら、ぜんぜんそうではなく、自分の居場所を確保するために働き続ける、それもできるだけ起業という形で働くということを進めていました。確かにそうかもしれませんが、60歳も過ぎれば残された健康年齢もそろそろ気になってくるはず、自分でやりたいことが働いていてはできないということもあるはずで、このような考え方もあると受け止めればよいのではないかと思います。でも自分でやりたいことが働いていもできるようであれば、働き続けた方がいいでしょうね。

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著者プロフィール

経済コラムニスト/㈱オフィス・リベルタス代表
1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニングに関する講演・研修・執筆活動を行なっている。『定年前、しなくていい5つのこと』『お金の賢い減らし方』(ともに光文社新書)、『知らないと損する年金の真実』(ワニブックスPLUS新書)など、著書多数。

「2023年 『50歳からやってはいけないお金のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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