のら犬物語 (フォア文庫 B)

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  • 金の星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323010311

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  • 生まれて1カ月で捨てられた犬が、次々と襲う苦難を乗り越えていく半生を描いた小説です。

    45年も前に発表されたものですので、社会環境は大きく変わっていますが、いまだに犬を捨てるなどの人間のエゴは変わっていません。いつかそういうことが無くなる日が来てほしいものです。

  • のら犬物語 (フォア文庫 B)

  • 優しい飼い主と別れて、のら犬になった【マル】の身には、さまざまな苦難がふりかかってきた。
    野犬がりにあい、危うく殺されそうになったこともある。飢えにかられ、市場のゴミをあさっていて、棒をもった人間に追われたこともある。
    多くの危機をのりこえたくましく成長していくのら犬マルの姿を、動物文学第一者が愛情こめて描き出す。
    この話で信頼・深い絆を学んだ。

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著者プロフィール

1912年、佐賀県生まれ。東京日日新聞社(現・毎日新聞社)に入社後、1955年に小説『高安犬物語』で直木賞を受賞。作家専業となり動物小説を次々と発表、「動物文学」をジャンルとして確立。多数の小説や児童文学作品を手掛ける。

「2018年 『新装合本 牙王物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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