- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323034522
感想・レビュー・書評
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金子みすゞ
みえぬけれどもあるんだよ、
みえぬものでもあるんだよ。
わたしは子どもでいちさいけれど、
ちいさいわたしのこころは大きい。
みすゞの作品は、心にひびくやさしさがある。とても小さなノミの涙みたいなものを描きながら、ふとそれがすごく膨大なものに感じられる。小さいからこそ大きいのだ。そのようなサクヒンガみすゞであり、これこそが詩だと思う。
それでわたしのさみしいは、
何をもろうたらなおるでしょう。
なぞ
青い海の青い水、それはすくえば青かない。
夏の昼の小さい風、それは、うちわですくえるよ
みすゞの視点は、とても穏やかで温かい。そして、ワクワクさせる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すずめのおかあさんは子供がつかまってしまったのでかわいそうだと思いました。
人間はたくさんいわしがとれたら嬉しいけれど、海の中はお友達が連れていかれてかわいそうです。 -
イラストが従来の金子みすゞさんの詩集のイメージとは異なり斬新。キャラクター展開しているようです。詩に呼応して花や虫などがふきだし形式でしゃべります。
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載っている詩も素敵ですが、
イラストが可愛らしく見ていて微笑んでしまうような、
絵本としても素敵な1冊だと思います。 -
童謡詩人・金子みすゞさんの詩の絵本。
ひらがなでかかれた詩は、ほっこり あたたかです。
お子さんと一緒に声にだしてあじわって♪ -
2004/6/1「こだまでしょうか」かずちゃん