さいごの一葉 (いもとようこ世界の名作絵本)

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制作 : いもとようこ  いもとようこ 
  • 金の星社 (2014年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323036229

さいごの一葉 (いもとようこ世界の名作絵本)の感想・レビュー・書評

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  • オーヘンリーの傑作を絵本で再読。
    「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」
    美しい友情は覚えていたけど、傑作を追い求めた老画家の存在も決意もすっかり忘れていて純粋に驚いた。
    それぞれの最後の一葉にかける思いが切ない。
    いもとようこさんの描いた最後の一葉の赤が自分の想像していた赤よりも、強く、物哀しく心うたれた。
    生きる気力を蘇らせる魂を込めた赤。傑作だ。

  • 病気にかかった子が「あの一枚の葉が落ちたら自分も死ぬんだ」と言っていたけど、葉っぱはびくともしなくて、それはおじいさんが描いたものだったからです
    そのおじいさんはすごくやさしい人で、人のやくに立とうとする人で、わたしも、みんなのやくに立てる人になりたいなあと思える本でした。

  • ≪県立図書館≫

    超有名なお話なので、子供に読んであげたら、すでに知っていた。。。

  • [墨田区図書館]

    公文で出てきた、名作「スーホの白い馬」を読ませようと思って検索したところ、いもとさんによる「世界の名作絵本」シリーズが出てきたので、その関連で借りてきた一冊。

    正直、いもとさんの画による昔話の再生本には、昔話によくある途中のどろどろした表現や雰囲気が払しょくされて、ともすると終わり方まで変わってしまっているものが多いのであまり好きではないのだが、全てがそうというわけではないし、とにもかくにも知識と本との触れあいを広げる1ツールとしては子どもにより親しみやすい"絵本"となるので、このシリーズを使ってみることにした。

    子どもに(絵)本を読ませるようになってここ数年、改めて読まずに粗筋を話せる話が少ないことに自分でも気づく。題名や作者を諳んじていても、ともすると「好き」という本でさえ、いざ話を説明しようとすると、雰囲気や場面しか思い出せない、、、この話も、「最後の一枚が散ったら死ぬ」という患者の思い込みと描かれた一枚の葉のこと自身はわかっていても、登場人物のこととか、関係とか、何も覚えていないことに読んで気づく(笑)

    ホント子育てって"気づき"の日々なんだよな、と読んでいてふと日常を思いおこされた。ちなみに息子は、ベアマンさんが描いたということを最後説明するまでわかっていなかったみたい。というより、ただただシーンごとに話を理解して、その関連性を意識していなかった、という感じかな?気づけるときもあるんだろうけど、まだまだもう一息だな。

  • 寄って立つもの、生きるための手がかり、支え。
    それは誰しも必要なもの。
    例えそれが何であっても。

    そのために人は生きて、そしてそのためなら、人は死ねる。

    矛盾しているように見えても、矛盾していない。

  • スーとジョアンナは画家を目指して、画家の町に住んでいたけれど、ジョアンナが病気に掛かり、嵐に吹き荒れる木の枝の葉っぱを見て、最後の1枚が落ちたとき、自分の命も終わると気弱になってしまう。
    スーは下の階のベアモンという画家を目指しているがいつか大作を描いてやると言ったまま酒に入り浸っている画家に相談をしたりしていた。
    酷い嵐の翌日、最後の1枚が落ちたかと思われたが葉っぱは残っていた。
    やっと生きる気力の出たジョアンナだったが、階下のベアモンは肺炎で亡くなっていた。
    ベアモンは嵐の中外に出掛け、梯子や絵具を使った形跡があった。
    窓の外をよく見ると、最後の1枚は本物ではなく、窓に描かれた絵だった。
    ベアモンは最後に大作を描いたのだった。

    登場人物の名前は知らなかった。
    最後の1枚が落ちたら死ぬつもりが落ちなかったから生きられたといういい話だと記憶していた。
    更に葉っぱを描けば落ちないから大丈夫という冗談もあった気がしていたら、それが本物の話だったとは…。

    ジョアンナは希望を得て生き残ったからいいけれど、死んだベアモンが憐れ…。
    最後に人のためにいいことをしたとはいえ、体が弱っていたとはいえ…。
    感動的な部分しか覚えていなかったけれど、しんみりした話だったとは。

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