月夜の誕生日

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 57
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323070445

作品紹介・あらすじ

今夜は月蝕。月のきえた間にみんなで誕生会をひらきましょう。さて、どんなふしぎなことがおこるのでしょうか。

感想・レビュー・書評

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  • 月蝕のお誕生会。夢でしょうか?色々な動物たちが現れて女の子にプレゼントを要求してきます。月蝕の下で幻想的な絵が流れて行きます。

  • 【図書館】万里の誕生日の夜、カワウソが迎えに来て、夜の誕生会が開かれる。月蝕なわけか。

  • 万里、カワウソ、クサガメ、カワネズミ、サワガニ、シラサギ、蛇
    月蝕

    絵がちょっと怖い

  • 誕生日の夜、プレゼントの赤い洋服を身にまとい、月の光を浴びて眠る心地よさのなかで、夢の使者が第二の祝宴にあなたを招待するためにやってくる。赤銅色の大きな月の円盤が地上に近づいてきたのは、あたり一帯に幻想の天幕を張るため。あなたは遠く高い空へ手を伸ばす蔓に乗り、風のおしゃべりと生誕を祝う仲間に囲まれて、光の海へとのぼるだろう。笑顔がはじけ、おめでとうの合唱がどこまでもひびき、星明かりは歌に合わせてまたたいて。幸せの余韻にいつまでも浸っていたいと思える満月の晩のすてきな物語。

    『みんなみんな誕生日おめでとう』

  • 今夜は月蝕。
    月のきえた間にみんなで誕生会をひらきましょう。

    幻想的。

  • 誕生日に、とっても綺麗な洋服をもらった女の子。
    夜に動物たちに呼ばれて、月の誕生会に向かいます。
    動物たちは、女の子の持っているものをほしがりますが…。

  • 月蝕の夜空の下、誕生日を迎えた女の子が、自分の荷物を軽くしていきます。
    幻想的で、ちょっと哲学的な絵本でした。

  • 今日は万里の誕生日。プレゼントにもらった赤い服をきたまま寝ていると誰かに呼ばれたような気がして目がさめました。窓の外を見るとカワウソが立っていて「いそいでおいで」と手まねきします。月蝕の夜の不思議な誕生会を描く物語<br>
    絵が好き。

  •  岩瀬成子・作&味戸ケイコ・絵<BR>
    <BR> 
    「秋の絵本」のコーナーにありました。<BR>
     味戸ケイコさんの幻想的な絵がとても綺麗です。<BR>
     でも、味戸さんの持ち味でもあるのでしょうが、女の子の無表情な顔が、ちょっとコワイと思ってしまうのは、ま、個人的な趣味の問題かな。<BR>
    <BR>
     万里は誕生日に赤い洋服と星の形のブローチをもらい、うれしくて、洋服を着たまま寝ました。<BR>
     夜おそくに窓のところにカワウソがやってきて、万里は次々にあらわれる動物たちといっしょに、月蝕のお誕生会をひらくことに・・・。<BR>
    <BR>
     とにかく、深みのある青い背景が、とても美しいです。<BR>

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。
『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞、『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で小学館文学賞と産経児童出版文化賞、『ステゴザウルス』と『迷い鳥とぶ』の2作で路傍の石文学賞、『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞、『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞、『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞大賞、『もうひとつの曲がり角』で坪田譲治文学賞を受賞。そのほかの作品に、『まつりちゃん』『ピース・ヴィレッジ』『地図を広げて』『わたしのあのこあのこのわたし』『ひみつの犬』などがある。

「2023年 『真昼のユウレイたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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