- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323071725
作品紹介・あらすじ
コブタくんはとってもなきむし。あるひ、コブタくんがないていると、はれているのにそらからあめが。そして「うわーん。うわーん」と、おおきななきごえがして…。一緒に泣いて、一緒に笑って。かとうようこ&みやにしたつやが贈るコブタと木のちょっぴり悲しい友情ものがたり。
感想・レビュー・書評
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絵がいい。木の表情が色いろで、特に大きな目から涙があふれているところや笑っている目がいい。
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2-1 2011/01/12
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2018/8/17 11:41
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幼稚園以上
泣き虫な子豚。
いつもようにないてると雨が降ってくる。
実は、木の涙だった。
木は子豚をよくみかけ泣いていることに悲しくなっていたのだ。
子豚が友達とけんかしたり、目の前で転ぶと豚に先んじて泣いてしまう。
そんな気を見てだんだんと泣かなくなった豚。
ある日豚が木の下でお昼寝しているも雪が降ってきた。寒くならないよう木の葉を散らす。
木の葉を全部落としたことで豚は風邪も引かなかったが、木は無反応(死?)になる。
春が来て葉っぱが生えても木は反応しない。
でも豚は声が聞こえるような気がしていた。 -
友達が出来て強くなるコブタくんのお話
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あるところに、泣き虫のコブタがいました。
ケンカしては泣き、叱られては泣き、転んでは泣いていました。
そんなコブタくんが泣き虫の木に会いました。コブタくんが泣いていると、木も泣くのです。そのうち、コブタくんが泣く前に、「コブタくん、かわいそう~」って泣いてくれるので、コブタくんの涙は出る前に止まってしまいます。
だんだん、泣かなくなっていくコブタくん。
ある日、コブタくんが木の根元で眠っていると雪が降ってきます。コブタくんが凍えてしまいそう。木は、コブタくんを守ろうと一枚一枚葉っぱを落として行きます。そして・・・ -
宮西達也のお話です。
泣き虫の豚君。いつも一人で泣いていると…。
一人じゃないよ。つよくなれるよ。って教えてくれる。 -
大好きな宮西達也さんの絵本。
今作は絵だけなので、いつもの宮西節の様でいて一味違う。
それでも心温まるお話でした。