- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323072708
作品紹介・あらすじ
"犬をかう"ことは"いのちをあずかる"こと。ベストセラー『犬たちをおくる日』の著者が贈る愛犬とのしあわせな12年の日々。
感想・レビュー・書評
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蘭丸への愛がいたいほど伝わってくる一冊。
文章からも写真からも愛が溢れている!
犬や猫を飼う人たちが飼い始めたときの気持ちを忘れずにいてくれれば良いですよね。
そしたら飼育放棄などは起こらないと思いました。
子供にも大人にも読んでもらいたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
息子が夏休みの読書感想文に選んだ本。
死にまつわる話だけに息子には少し難しいかと考えていたら、彼は彼でしっかりと頭に刻み込んだようだった。
生活を共にすることの楽しみと、それを喪う哀しみは表裏一体なのだ。 -
コーギー犬と悔いが残らないほど一生懸命暮らした飼い主の気持ちと行動がとても良かった。また、犬と生活する事の心構えを再考できた。特に犬の介護について気持ちが折れそうになったらもう一度読み返したいお勧め本。
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正直あとがきが一番泣ける…
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図書室の先生が、犬がすきなぼくにすすめてくれました。音読の宿題で読みました。犬のらん丸が病気になって、死んじゃうところがさびしくて、読んでいるうちになみだが出てきました。お母さんもおばあちゃんもおばさんも、みんな泣いてしまいました。らん丸がかわいいから、よけいさびしかったです。(小3)
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物心ついた頃から動物と生活しています。何匹もの動物を見送ってきました。今も犬と猫と生活をしています。動物を飼うからにはやはり家族の一員として大切に関わる事ですよね。今うちには17年目になる猫ちゃんがいます。病気ではありますが最後まで悔いのないように日々関わっていきたいです。そして、私の最期は迎えにきてくれる事を待ってます。
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コーギーとの12年間を綴った一冊。
私のうちにもコーギーがいます。
私が家族にすると決めて連れてきた子です。
元気いっぱいだけど、もう11歳。
年齢的にはもうおじいちゃんなのですよね。
あとどれだけ一緒にいられるかな?と時々不安がちらついていましたが、この本を読んで、「いい思い出をたくさん作っておこう!」と考えるようになりました。 -
飼い主と犬との間には確かな絆がある。
読書感想文コンクールの課題図書となっているようだが,「感想文を書かなくては…」などという思いで読んだら,感動も半減してしまうのではないだろうか。 -
コーギーの蘭丸くんと‘おかあさん’の12年間。愛されて育った犬ならではの蘭丸くんの笑顔を見てたら、猛烈に実家の犬に会いたくなって帰省チケットを衝動買いしてしまった。いつかその日が来るとき、後悔ではなく別れの悲しみと感謝と共に思い出を振り返れる自分でありたい。
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コーギーの蘭丸の一生をつづった話。
多分犬飼いなら涙してしまうのではないでしょうか。
わかりやすく、低学年でも読みやすい。
ただ、最後に心をえぐるようなことが書いてありました。
犬は信頼できる飼い主なら、一生を終える時を待ってくれるみたいなことを。
必ずしもそういう場合だけではないでしょう。
病院に預けて付添えない中で亡くなってしまった子もいる。いろんな事情で、死に際に会えなかった人って多いと思うのです。
だからと言って犬が飼い主に愛情を持ってなかったなんて、信頼していなかったなんて、どうして言えるの?
一生懸命力を振り絞っても間に合わなかったかもしれないのに。
飼い主さんは多分自分を責めています。それに追い打ちをかけるようなことを平気で。
みんながみんな専業主婦ではないし、自宅勤務でもないのに。