協働コーディネーター―参加協働型社会を拓く新しい職能

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著者 : 世古一穂
  • ぎょうせい (2007年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784324082393

協働コーディネーター―参加協働型社会を拓く新しい職能の感想・レビュー・書評

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  • 1:市民参加のまちづくりを市民で行う。
    そのためには、参加の手法を市民がトレーニングを受ける必要がある。ファシリテーターを養成する講座などが必要。また、その担い手である人材の確保も必要。

    2:ファシリテーターに求められる態度
    ものごと全てを相対化して自分の意見を持たないこととは違う。自分の意見や価値観はしっかり持ちながら相手との違いをはっきりさせたうえで相手を受け入れることにより協働するプロセスを生み出そうという態度が必要。

    3:1.5セクターのようなものを第3セクターと言ってきた経緯
    いわゆる3セクは行政がお金も人も出資して作った行政の外郭団体に過ぎない。本来の第3セクターとは、行政、企業から独立したNPOなどを指す。いわゆる1.5セクターの領域に本当の第3セクター(NPOなど)が参入していける土壌が必要。

    4:協働におけるNPO側の問題
    目先の生き残り策のために行政の下請けとなってしまっているNPOが多い。筋の通った非営利活動をしていく必要がある。そうした自立した活動を継続していくためには企画力、政策提言力、マネジメント利能力を高め、情報公開によって社会的信用を蓄積していくことが必要である。

    5:やみくもにワークショップを行う前に考える4つのこと
    A:その計画・事業は行政が実施する必要があったのか
    B:なぜ、住民の意見を聴く必要があり、ワークショップの手法を取り入れようとしたのか
    C:ワークショップでの住民意見が活かされるような余裕のあるスケジュールにしなかったのか
    D:事業実施を前提とするのではなく、企画・計画段階からのワークショップが必要ではないか

    6:アカウンタビリティという言葉
    受託者(行政)の委託者(市民)に対する説明責任。
    行政の持っている資源・情報はそもそも市民(受託者)のものであることをしっかり認識する必要がある。

    7:松下圭一さんによる「公共」のとらえ方3ポイント
    A:公共は市民の相互性から成されるもので、行政は公共における「市民の道具」である。
    B:公共は市民活動、団体・企業の多元性を反映するとともに、地域、国、国際レベルでの重層性を持つ
    C:公共は市民が具体的な政策・制度というかたちで、絶えず構築し、しかも検証すべき問題ないし仮説にとどまる(ちょっと解釈しにくい?)

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