生活保護200万人時代の処方箋~埼玉県の挑戦~

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制作 : 埼玉県アスポ-ト編集委員会 
  • ぎょうせい (2012年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784324095188

生活保護200万人時代の処方箋~埼玉県の挑戦~の感想・レビュー・書評

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  • 貧困の連鎖について気になっていた。
    自分が子供の頃、周りにそうした子達が居たから。
    アスポートの取り組みで、そうした子達が前向きになる姿が良く分かった。
    必ずしも全員が何とかなるとは思わないし、その後の将来に挫折することもあるだろうけど、今まで何の救いも無かった所に、アスポートという一つの道ができたことは素晴らしい。

    大人の支援は、文章を読むと簡単に書いてあるが、実際は現場の相当の苦労があったであろうと想像できる。
    その人の人生に起きた様々なことを一つ一つ解きほぐして、諦めかける気持ちを励ましつつ、普通の生活に戻そうとする取り組みは容易ではないはず。

    この本を読むまで、アスポートという事業があることを知らなかった。
    ぜひ他の地域にも、こうした取り組みが広まって、やさぐれている人を一人でも助けることができると良いなと思った。

  • 参加しているボランティア団体から出版記念に頂いた。
    今まで何となく参加していたところがあったが、アスポートがいかに手広く支援活動を行っているのか、気付かされた。

    統計から見れば、日本で貧困にあえぐ人間の割合はほんの数%に過ぎないかもしれない。けれど、誰が生み出したかわからない社会のシステムで苦しんでいる人が現に存在しているのだ。ゼロではないのだ。

    宮沢賢治は全体が幸福にならなければ、個人の幸福はありえないと言った。

    貧困がなくなったからといって、欲深い、比べたがりの人間全体に幸せが訪れるのかわからない。

    それでも、今こうして苦しむ人がいるというなら、みんなが幸せになれる力になりたい。

  • 閲覧室  369.2||サイ

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