統治と功利

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著者 : 安藤馨
  • 勁草書房 (2007年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326101696

統治と功利の感想・レビュー・書評

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  • パーフィットを援用し、「人格」の内在的価値を否定する議論が刺激的だった。(「個人」がその「個人」自身の利益を最大化しようとすることに、なんら根源的な正当性は認められない。人格という概念自体、人々が幸せになるのに都合がよかったために、仮構された概念なのである。実際は瞬間瞬間の意識状態があるだけだ)。

    そこからさらに、アーキテクチャ的統治の技術的発達(おすすめ機能、POSなど)によって、統治単位を「個人」から「瞬間的意識」へと移行させることができるという展望が述べられたときは目から鱗が34枚ほど剥がれ落ちた。

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統治と功利の作品紹介

リベラリズムを構想する政治理論として古典的功利主義を現代的に再構成。今日の問題に応答する新しい功利主義像を偏見に抗して力強く描き出す。

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