負の生命論: 認識という名の罪

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326153688

作品紹介・あらすじ

かつて何かを知ることは、知る人を幸せにし、知られる対象を豊かに肉付けすることに結びついていた。だが、現在、認識という行為を"負の経験"としてしか感じられないような事態が一部で進行している。生命科学を題材に、その逆説に肉薄する。

感想・レビュー・書評

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  • 私自身心理学を学んでいると、途方も無く恐ろしい気持ちになったりすることがある。
    知りたいという明るくて純粋な知的欲求が、いつのまにか筆者のいう「負の認識」に変わってしまうということ。
    少し変わるが技術も使ってみたらまずかった(例:アスベスト)なんてのはよくある
    話だが、リスク論の見地からは使わないことによるリスクも生まれる…

    とにもかくにも、この世で生きていくのは大変だ…

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著者プロフィール

東京大学大学院教育学研究科教授

「2016年 『談 no.106』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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