入門・国際政治経済の分析―ゲーム理論で解くグローバル世界

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326301676

作品紹介・あらすじ

分権的な主権国家システムにおいて経済活動が国境を越えて広がり、経済的相互依存関係が拡大すれば、貿易・投資・金融のような経済問題をめぐって主権国家間あるいは経済主体と主権国家の間で対立や協調の可能性が高まる。国際政治経済の理論をわかりやすく説明し、それらの理論をつかって通商交渉、通貨協力、地域紛争の事例分析のお手本を示す。理解を深めるための練習問題と文献案内つき。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に体系だっていて勉強になった。理論構築の方法を学ぶことができた。

  • 国家主権論争:グローバリゼーションが主権国家の排他的領域性を侵害するかどうかに関する論争。
    トランスナショナルなアクターである多国籍企業の展開。
    リベラリズムは相互依存関係の深化によって国家主権が後退すると考える。
    ナッシュ均衡。
    ソマリア内戦のような破綻国家における和平交渉の場合には、紛争の主たる当事者以外の勢力が交渉の席につくこともある。

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著者プロフィール

神戸大学名誉教授、Peace with Development 主催
『グローバル政治経済学のパズル』(勁草書房、2019年)
『国際貿易交渉と政府内対決』(勁草書房、2017年)
『創造するコミュニティ』(共編著、晃洋書房、2014年)

「2021年 『サムナンと学ぶSDGsの経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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