命の価値: 規制国家に人間味を

  • 勁草書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326550791

感想・レビュー・書評

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  • アメリカではレーガン政権の時に、規制影響評価が大統領令で求められるようになったが、その実際の取り組み、考え方について詳細に説明が行われており、極めて参考になる。費用便益評価、カタストロフィックリスクについては特に興味深く読ませていただいた。誤字が多いことに驚いたが、内容が面白いので気にならない。類書はないと思う。

著者プロフィール

ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。1954年生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。81 年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008 年より現職。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策及び規制政策担当官を務めた。18 年にノルウェーの文化賞、ホルベア賞を受賞。著書に『ナッジで、人を動かす──行動経済学の時代に政策はどうあるべきか』(田総恵子訳、NTT出版)ほか多数、共著に『NOISE──組織はなぜ判断を誤るのか?』(ダニエル・カーネマン、オリヴィエ・シボニー共著、村井章子訳、早川書房)ほか多数がある。

「2022年 『NUDGE 実践 行動経済学 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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