晶子とシャネル

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326653133

作品紹介・あらすじ

"私"一個の表現を生き抜いた魂の姉妹。男に依存することなく働き続け、しかもそれでいて恋する女であり続けた二人の女は、21世紀を生きるわたしたちに、絶えることなくその血を伝えている。わたしたちは、今もどこかでシャネルの娘であり、晶子の娘たちなのだ。/晶子とシャネル。その二人の視えざるコレスポンダンスのありさまを、本書では、日仏の近代史の流れのなかに追った。

感想・レビュー・書評

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  • 開国、そして異文化の流入によって花ひらいた転換期・明治。現在の素地となる様々な出来事や潮流が生まれた明治文化の多様性をご紹介します。
    <閲覧係より>
    弱きものとされてきた女性像を打ち壊し、新時代を切り拓いていった輝ける才能。それがココ・シャネルと与謝野晶子である、と著者は言う。ほぼ同時代、女性がたくましくも美しく生きることを強く望んだ二人の姿には確かに相通ずるものがある。二者を追うことで新しい時代の女性の姿を探ります。
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    所在番号:911.162||YOA
    資料番号:20082085
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著者プロフィール

フランス文学者、愛知淑徳大学教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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