ちょっと気になる社会保障 増補版

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著者 : 権丈善一
  • 勁草書房 (2017年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326700967

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ちょっと気になる社会保障 増補版の感想・レビュー・書評

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  • 財源(不足)論に踊らされないで社会保障の本質を見つめるには打ってつけの良書。ざっくばらんな語り口で鋭く切り込む著者の姿は痛快ですらある。

  • おもしろい!年金の捉え方(Output is central)、世代間格差や賦課方式のネガティヴイメージ問題など、気になるところが網羅されていて、新しい考え方に脳が楽しんでいるのがわかる。少し難しいところも、著者ならではのくだけた語り口で説明してくれるので、どんどん読めてしまいます。

  • 増補版ではないものを読んだ。
    社会保障特に年金に興味も持ち読んだ。語り調で読みやすい。が、内容はこってり。最後の方は医療・介護の話。
    年金は将来の退職世代に「将来の生産物に対する請求権」を事前に約束しておく公的な取り決め。生産物こそが重要(Output is central)
    扶養の社会化(勤労期に高齢期を扶養が、家族から国民全体へ社会化)さらに子育て費用の社会化が期待
    年金 積立方式でも賦課方式でも少子高齢化の影響は受ける。
    生産物は積立られないため、どのような分配手段でも、現役世代が生み出した付加価値を、現役世代と高齢者が分け合う構造は変わらない。高齢者の取り分は増す。
    生産性が変わらなければ、生産物の合計は少なくなる。パイの縮小
    債券・株で蓄えた請求権も、現金化の際、金融市場で調整(現役世代からは資産に対する需要小)。高齢者向け、財・サービスに超過需要が発生すれば物価で調整(購買力の低下)
    1万円は100万円分で1cm、1兆円で10km
    年金は保険。「長生きリスク」のヘッジ
    公的年金 世代間格差は当然に発生する。
    老親の扶養費用 社会化・保険化の過程は世代をおって順次拡大。
    不確実性がある現実社会で「引退直前前数年の賃金支払額にリンク」しながら「死亡時までの所得保障がある」制度 設計・運営は困難。不確実性による世代間不公平の発生もありうる。

  • 分かりやすく、個人的には大きな気づきのある本だった、、、!

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ちょっと気になる社会保障 増補版の作品紹介

画期的入門書として話題をよんだ第1版に厚労省所得再分配調査等、社会保障にかかわるデータを最新のものに更新するほかあらたな「知識補給」を加えて構成した第2版。少子高齢化の進行により改革が迫られる日本の社会保障制度の現状をどのように把握し、未来をどのように設計すべきか。正しくデータを把握し、論理的に考えるために。

ちょっと気になる社会保障 増補版はこんな本です

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