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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327376949
作品紹介・あらすじ
比喩は、ことばの本質に根ざす。時のふるいにかけられて日常言語に定着した比喩は、人間の知恵と営みの生き証人である。本書は、日常の比喩をわかりやすく解きほぐすと同時に、「よくわかる比喩」とは何か、なぜそれがよくわかるのかを考える。比喩はメタファーが中心だが、隣接する比喩にも十分なスペースを割いた。ことばへの興味が深まる一冊。
感想・レビュー・書評
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言葉業者の皆さんはこういうことを考えておられるんですね
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同著者の『日本語のレトリック』につづき読んでみました。
研究社の本を通して読んだことの達成感!
最後は意固地になって読んだのだが、1冊読めたことに変わりはない!
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メタファーというとあたかも文学的な特殊な問題だとみられることが多いが、ふつうの語の意味の派生を考えるときの分析の大きな道具となる。本書は、すでに何冊もメタファーに関する本を出版してきた瀬戸さんが、メタファーがわからないと嘆いている読者に対し懇切に語ってくれている。とりわけ、メト二ミー、シノクドキとかいった用語は、覚えようとすると噛みそうになるし、理解しようとしても頭がくらくらしそうになるが、この本を読めば、その悩みが解消する。
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