よくわかる比喩: ことばの根っこをもっと知ろう

著者 :
  • 研究社
3.14
  • (0)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327376949

作品紹介・あらすじ

比喩は、ことばの本質に根ざす。時のふるいにかけられて日常言語に定着した比喩は、人間の知恵と営みの生き証人である。本書は、日常の比喩をわかりやすく解きほぐすと同時に、「よくわかる比喩」とは何か、なぜそれがよくわかるのかを考える。比喩はメタファーが中心だが、隣接する比喩にも十分なスペースを割いた。ことばへの興味が深まる一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 言葉業者の皆さんはこういうことを考えておられるんですね

  • 同著者の『日本語のレトリック』につづき読んでみました。
    研究社の本を通して読んだことの達成感!
    最後は意固地になって読んだのだが、1冊読めたことに変わりはない!

    ▼------------

  •  メタファーというとあたかも文学的な特殊な問題だとみられることが多いが、ふつうの語の意味の派生を考えるときの分析の大きな道具となる。本書は、すでに何冊もメタファーに関する本を出版してきた瀬戸さんが、メタファーがわからないと嘆いている読者に対し懇切に語ってくれている。とりわけ、メト二ミー、シノクドキとかいった用語は、覚えようとすると噛みそうになるし、理解しようとしても頭がくらくらしそうになるが、この本を読めば、その悩みが解消する。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

大阪市立大学名誉教授 佛教大学教授

「2014年 『大学生のための 英語の新マナビー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀬戸賢一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×