「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義

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著者 : 泉谷閑示
  • 研究社 (2009年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327378158

「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義の感想・レビュー・書評

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  • 人が思考する上で欠かせない「言語」について、表面からかなりアカデミックな方向へ進めた本。一般向けではないように感じた。著者が好きなので読みました。

  • うーん
    難しかった、、

  • 日本人が自分というものを確立させがたい社会をつくり、そこに生きていることを、日本語の主語のなさや世間・みんなとの同質を基本としたコミュニケーション、察しと聴き手責任など、言葉から明らかにする。
    個人として立ち、そうしたコミュニティに違和感を感じること、しかしまともに対立するのではなく、同調しないこと。
    個人主義同士の対話、違いの受容と互いの進化、その先にある根源的同一性の気づき。
    無意識を意識化してくれる。
    11-94

  • すべての人間は透明な言葉を生むようにできている。

  • 決して読みやすい本ではない。
    でも副題にる「日本語」と「個人主義」について非常に腑に落ちる解説をしている。
    日本人のもつ特性が見事に表現されていて
    「みんなが言うから」「私はいいんだけど」と 都合よく自己を消し去ってゆく人々に 恐ろしさを感じてしまう。

    ちょうど同時期に読んだ重松清氏の「きみの友だち」とも 妙に符合して
    イジメの背景にある社会性や
    みんなから外れることを極端に怖がる人たちのことが
    実感させられる。

    後半では日本における数少ない「一人称を生きる人」の言葉が紹介される。茨木のり子さんの詩も紹介される。

    これを読み、日本に生まれても志をもち生きることで「0人称」から脱却することはできると感じた。

  • あいかわらず、茨木のり子の詩が抜群。

    中田について書かれた「球を蹴る人」という詩が秀逸。



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「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義の作品紹介

すべての人間は透明な言葉を生むようにできている-。気鋭の精神科医が豊富な臨床経験をもとに、日本語に潜む神経症性を徹底分析。言語の作用や日本語の特性に目を向ける作業から始めて、そこから炙り出されてくる近代以後の日本人の姿を問い直し、近代的な輸入概念である「個人」「社会」「個人主義」といったものについても、精神性の根幹において本当に受容していると言えるかどうか、あらためて考える。

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