英語リーディング教本: 基本からわかる

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  • 研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327451370

感想・レビュー・書評

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  • 文法の説明、練習問題、練習問題の解説の3パートに分かれています。
    文法の章は記号や略語のせいでやや読みづらく、通読するのは少ししんどかったです。私は主に練習問題とその解説の章を使用しました。
    この本の考え方で英文に向き合うと成分的にどの語とどの語が結びつきあって英文ができあがっているのかが見えてきます。
    私は長めの英語を目にした時に、その英文がわけのわからない記号の羅列にみえてきてしまうことがあるのですが、そういう時にこの本に立ち返ると、英文を分析的に味わう・咀嚼するコツを感覚的に思い出すことができます。
    この本一冊で文法を理解するのは正直キビシイと思うけれど、学習の初期段階で読むと、ある種の人からすると目から鱗がポロポロ落ちるのでは…と思います。

    ※筆者もこの本で語っているように、合う合わないが激しくありそうな本だなとも思います。説明がやや冗長な(はっきり言って長ったらしい!)点で☆を一つ減らしました。
    元々現代文(国語の文法)は得意なのに、なぜか英語の文法になると理解できない(感覚がつかめない…)というタイプの人には向くんじゃないかな~と思います。(私がそうなので^^;)
    長ったらしいレビューを書いておきながら、こんな言い方をしてすみません!(;><)

  • 英文法の攻略方法では,どうしても人によって合う合わないが出る。本書は論理的に詰めていく姿勢が強く,苦手な人は苦手だと思う。

    私はというと,少なくとも動詞の捉え方については非常に有用だと思った。述語動詞と準動詞の違い,裸のing形や過去分詞,自動詞か他動詞か(①〜⑤に受身が加わる分類)など。TOEIC対策としてみるなら,瞬時に解きたい短文の文法を問うPart5で特に使えると思う。

    関係代名詞あたりからまだ追えていない点があるので,また読み返すと思う。

    英文法の論理がまだ身についてない,何となくで読んでいる,人々におすすめできる(ただし個人差あり)。

  • 普通の文法書。ロジカルに構造を読み解くプロセスが分かりやすく表現されている。

  • 2017年3月10日読了。英語学習にあたり友人から紹介された、文法を理解し解析しながら英語を精読する方法を勧める本。「量をこなせば自ずと文法は理解できる」という学習法も間違いではないが、最初に文法に着目しそれを理解しておけばずっと効率的に英語を学習できる、という考え方はその通り。文法は語学を複雑にするために存在するのではなく、簡単にするために存在するのだ、ということを認識しておかないといかんな。この本を読んで、関係代名詞、が前より怖くなくなったような気もする。薬袋氏の英語本、いくつか読んでみたい。

  • これほど完成された英文解釈の理論は他にない気がします。すごいです。

  • 英語を再勉強したくて手にとった。
    一周して半分読み直しまでできたが、まだまだ。
    続けたいと思いつつも苦手の苦痛感で挫折。
    もう一度読み直してみる。

    挫折をなん度も繰り返して黄色本に着手している。

  • 英文法を論理的に分解し、詳細に解説している本です。TOEIC攻略本とは真逆のアプローチですが、私にはこちらの方が合うようです。今まで理解しきれなかった、5文形・受身・時制をロジックで理解する事ができます。プログラマにおすすめかも。
    140ページほどの解説章と、38題の演習章を交互に行き来しながら読み進めてゆきます。 読破までの目安は5時間ほど。
    TOEICが100点以上伸びたら☆5にします。

  • 英語をフィーリングではなく、構造からしっかり学ぶことができてとてもお気に入りの一冊。
    とにかく論理的で非の打ち所がない。
    今まで見てきた中で最も秀逸な参考書です!

    本書を使い、約17年ぶりに英語の勉強を始めました。大学受験の時には気づかなかった発見がたくさんあり、当時より楽しく勉強が出来ています。

  • 「Frame of Reference(英語構文の判断枠組)」という考え方に基づいた英文読解の演習書で、本書で勉強することで「初めて見る英文の構造を誤りなく認識できる力を身につける」ことを目標に執筆されている。
    要は「品詞分解」、「構文分析」に焦点を当てて英語を読めるようにしようという本である。ごりごり品詞分解や構文分析をさせられるので、人により好みがわかれると思われ、自分も正直この本を使いこなせたとはいえないが、本書でしっかりと勉強することによって、英文読解力が向上することは間違いないと思う。

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著者プロフィール

東京大学法学部卒。駿台予備学校などにおいて、Frame of Reference(英語構文を考えるための判断枠組み)という独自のメソッドを用いて高校生・大学受験生・大学生・社会人を指導し成功を収め、各方面から高い評価を受ける。大ロングセラーとなっている『英語リーディング教本』(研究社)をはじめとする一連の著書も、高校生から社会人まで幅広く読者を獲得して版を重ねる。独自のメソッドを集大成したCDブック『英語構文のエッセンス Stage1, 2, 3』(メープルファーム出版部・FAX 047-382-1342(平日10:00~17:00)/  http://minai-yoshiro.com/)も好評を博す。

「2014年 『<全2巻> 英語リーディング教本&英語リーディング教本 ドリル セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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