幕末維新 銅像になった人、ならなかった人 (散歩の達人ヒストリ)

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  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330729169

作品紹介・あらすじ

大河ドラマをはじめ、定着してきた幕末ブーム。近年では「歴女」といった言葉も多く耳にするようになり、各地の史跡には多くの観光客が足を運んでいる。その中でも人気のスポットとなっているのが銅像。会うことのできない偉人らを銅像の姿に投影し、写真撮影を楽しむ歴史マニアも多い。
しかしその銅像が、どのような思惑を持って制作され、またその制作自体が、モデルとなった本人を含めたもう一つの歴史となっていることは、あまり知られていない。銅像文化が花開いた明治維新期の銅像建立秘話には、「人物を銅像という形で顕彰する」という本質的な問題と、様々な政治問題、さらに激動の幕末維新の背景にある矛盾が生々しく内包されており、意外な幕末維新のアナザーストーリーを見出すことができるのだ。現在、単なる観光資源となりつつある銅像の「新しい鑑賞手引き」となる一冊。

著者プロフィール

1976年、大阪生まれ。宝塚造形芸術大学卒。グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、雑誌の企画や連載などを行う。本書のデザインも担当。主に幕末史に造詣が深いことで知られる。著書に『幕末維新 銅像になった人、ならなかった人』(交通新聞社)、『江戸東京幕末維新グルメ』(竹書房)、『東京「幕末」読み歩き』(心交社)、共著に『勝海舟関係写真集』(出版舎 風狂童子)』などがある。

「2020年 『江戸東京に遺る勝海舟の足跡 ~史跡から見えた知られざる勝海舟~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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