きかんしゃカンスケ

著者 :
  • 交通新聞社
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本棚登録 : 31
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784330899060

感想・レビュー・書評

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  • 子ども向けの絵本。電車好きの男の子には人気です。機関車カンスケが子どもたちに勇気や努力のすばらしさを教えてくれます。

    普通に楽しめる絵本ですが、作者のプロフィールに注目!
    この本は、重度の自閉症児東田直樹君が書いた本です。
    (たしか、この本を書いた時は小学生)
    言葉がしゃべれなくても文章で表現する東田君の世界。
    自閉症を含む発達障害児の可能性を考えさせられる1冊です。

  • 幼いころ、自閉症と診断され、会話での人とのコミニュケーションを上手く計れずとも、パソコンや筆談によって自らの意思を伝える手段を持つ 東田直樹君。

    言葉がとても丁寧で「ここなくてもわかるだろう。」と云う、ハブキのない分かりやすい文章。

    正直、ちょっとトーマスっぽい感はありますが、
    「自分ひとりで走っているようでも、周りのみんなに支えられて日々を過ごしている。」
    と、自身のメッセージでもあるのかな?と思ってしまいます。

    ひとりひとりの力、可能性を教えてくれる絵本です。

  • 誰かのために働くということを教えてくれる

  • 機関車カンスケ。天候の悪い日に起きた出来事でいろいろな人の温かさや自分のすべきことを再認識する。機関車カンスケの目で描かれている一冊です。子供がとっても気に入っている一冊です♪

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著者プロフィール

1992年生まれ。重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が現在30か国以上で翻訳され、世界的ベストセラーに。

「2020年 『世界は思考で変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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