「駅そば」読本

著者 : 鈴木弘毅

• 交通新聞サービス (2007年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hosoronさんの感想 · 2007年10月31日]

ミクシィのマイミクさんが日記で取り上げていたので、読んでみました。
万人受けするかという観点でいえば、わからないが、
読み出してすぐに、私はこの本を読んでよかった！と思った。

駅そばに対する愛情がいっぱい詰まった本です。
また文章が小学生の観察日記みたい（ほめ言葉です）で、対象に真摯に向き合う姿がうかがい知れ、とても好感がもてました。毒気を抜いた辛酸なめ子のようです。（こちらもほめ言葉です）

ただ、、、
販路にうまくのってるんだろうか・・。
地味めな装丁で、何も知らないお客さんが手にとってくれるだろうか・・。
（少なくとも、マイミクさんに紹介されなかったら、私は手に取ることはなかったと思う）
第2作は出るのだろうか・・。

私が、Ｉ書店とか、Ｓ社とかの編集者なら、積極的に売り出したいところです。

著者プロフィール

1973年埼玉県生まれ。中央大学卒業。

「駅そば」を筆頭に、道の駅、スーパー、健康ランドなど旅にまつわるさまざまな

Ｂ級要素を研究し、独自の旅のスタイルを提唱、雑誌などに情報を寄稿する

「旅のスピンオフ・ライター」として活動している。

「2018年 『駅そば　東西食べくらべ100』 で使われていた紹介文から引用しています。」